貸金業務取扱主任者資格試験で出題される内容は、貸金業法・民法・消費者保護法など、法律の知識が大部分を占めます。また、試験の合格率は3割程度ですので、金融業界での業務経験や勘で何とかなるというものではなく、改めてしっかりとした試験対策をすることが必要です。
ただ、いざ勉強といっても、日々忙しく、勉強時間を捻出するのが難しいという方も多いのではないでしょうか。多くの方が仕事をこなしながらの勉強で、思うように時間がとれないというのが受験生の実情でしょう。
そこで、忙しい人が効率的に貸金業務取扱主任者資格試験に合格するためのポイントをお伝えしたいと思います。
●学習範囲を絞り込む
貸金業務取扱主任者資格試験では、貸金業法や、民法、消費者契約法、個人情報保護法、手形法、電子記録債権法など、貸金業に関わる様々な法律が試験範囲とされていますが、そのすべてを学習するのは至難の業です。
また、過去の合格基準から検討すると50問中35問程度正解できれば合格できる試験といえますので、満点を狙う必要はありません。
そのため、出題数の多い科目、次に毎年必ず出題される科目でその対策に学習時間を要しないものを中心に学ぶべきです。
満点を狙って、すべて完璧に学ぶよりも、得点に結びつきやすいところを中心に学ぶほうが時間を短縮できます。
●貸金業法と民法を重点的に
貸金業務取扱主任者資格試験において出題が圧倒的に多いのは貸金業法です。それに次ぐのは民法です。
令和元年度の試験では、50問中貸金業法が27問、民法が13問出題されました。
貸金業法だけで試験全体の5割以上ですし、2科目あわせると8割を占めることになります。
そのため、この試験において、重点的に学ぶべきは、貸金業法と民法です。
●過去問の攻略が合格のカギ
多くの資格試験の勉強において、過去問を使った学習が大切といわれていますが、貸金業務取扱主任者資格試験でも重要です。
この試験では、過去に出題されたテーマが繰り返し出題される傾向にあり、なかには過去に出題された問題とかなり近い形で出題されるものもあるからです。最も出題数が多い貸金業法はその傾向が顕著です。
そのため、過去問練習までしっかり行えば、確実に合格に近づくことができます。
●スキマ時間を有効活用する
忙しい人とって、合格のための最大の課題は時間の使い方かもしれません。
限られた時間で合格に必要な学習をしなればならないからです。
そこで、まとまった時間にまとめて勉強するのではなく、日常のスキマ時間を活用して、少しずつ勉強することをおすすめします。
通勤時間、 移動時間、昼休み、待ち時間、就寝前後の時間などのちょっとした時間を積み上げていくことで、忙しい方でも十分な勉強時間を確保することができると考えるからです。
そこで、スタディング 貸金業務取扱主任者講座では、働きながらでも、効率的かつ短期間で合格していただくため、過去の試験を徹底的に分析し合理的なカリキュラムを開発しました。
貸金業法と民法を重点的に、それ以外の科目は重要なものを中心にコンパクトに学ぶことができるため、得点に結びつきやすいところを中心に学ぶことができます。
また、ビデオ講座と問題練習(一問一答、過去問)を最適な順番で学べる学習フローをご用意していますので、これに沿って学べば、迷わずに合格に近づくことができます。
各講座、問題集は、スマートフォン、PCやタブレットで学習できるため、通勤中でも自宅でも時間と場所を選ばず学習が可能です。仕事やプライベートで忙しい方でも短期合格を目指せます。
是非、このスタディング 貸金業務主任者講座で、合格を勝ち取ってください。