公認会計士のQ&A
税効果会計(評価差額、表示など)の講義の貸借対照表表示の動画…
税効果会計(評価差額、表示など)の講義の貸借対照表表示の動画に関して、
12:05の例題3、法人税等調整額の計算方法について質問です。
動画の中では
(将来減算一時差異(9800)- 有価証券の差異(200))X30% - 1期末の繰り延べ税金資産残高(2055)=825
で法人税等調整額を算定しましたが、そもそも法人税等調整額は繰延税金資産・負債の純額で仕訳され、表示されますので、(繰延税金資産 - 繰延税金負債)で計算しないといけないのではないでしょうか?
上記の式で計算されると、繰延税金資産だけ考慮した計算になっているように見えます。
2期末(将来減算一時差異(9800) - 有価証券の差異(200) - 将来加算一時差異(2000))X30% - 1期末(将来減算一時差異(6850) - [将来加算一時差異(2300)-有価証券の差異(300)])x30% = 825
まとめると
2期末のあるべき繰延税金資産純額(2280) - 1期末の繰延税金資産純額(1455) = 825
と言う式の方が正しいのではないでしょうか?
今回はたまたま有価証券の差異を除いた将来加算一時差異の金額は1期末と2期末が同じ2000なので、繰延税金資産だけ考慮した動画内の式でも同じ答え出ましたが、その他の問題で将来加算一時差異の金額が変わったら動画内の式で間違っている答えが出る事になるのではないでしょうか?
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