公認会計士のQ&A
電卓の写しミスや問題文をしっかり読まなかったことによるミスが…
電卓の写しミスや問題文をしっかり読まなかったことによるミスが多いのですが、問題演習をこなすうちに自然と無くなるものですか?何か具体的な対策を講じた方がいいものですか?
回答
学習Q&Aサービスをご利用いただきまして、ありがとうございます。
今回のご質問に関しまして、以下回答とさせていただきます。
【回答】
問題文の読み飛ばしは単なる見落としというケアレスミスの場合もありますが、
多くの場合、知識が定着していない、曖昧だったことによる読み飛ばしです。
たとえば、減価償却であれば、取得価額、償却方法、耐用年数または償却率などの情報が必要になりますが、
償却方法には複数の方法があるという知識がなければ、償却方法の指示を読み飛ばしてしまします。
反復練習をするなかで、ご自身がよく読み飛ばしてしまう項目などが明確になってくると思います。
その部分は知識が定着していない部分ともいえます。
知識の整理ができてくれば、必要な情報が何かを判断できるようになりますので、
まずは、間違えてしまった際に、単なるケアレスミスなのか、知識が曖昧だったことによる読み飛ばしなのかを確認するようにしてください。
そのうえで、本試験では問題文に蛍光ペンや色鉛筆、色つきのボールペンを使用することができますので、
問題文の解答に必要な情報に色をつけるなどしてケアレスミスを防ぐようにしましょう。
電卓や下書きからの写しミスは、基本的にはケアレスミスによるものですから、
数字をひとつずつ確認しながら写すようにしてください。
回答は以上です。
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