各論点をしっかりと理解することが合格への近道
公認会計士試験に挑戦する皆さん。まずはこの道を選んだことに誇りを持ってください。
この試験は決して容易ではありませんが、合格を果たした先には非常に大きな価値があります。公認会計士は、多くの企業の成長を支え、社会全体に貢献できるという点で、非常にやりがいのある職業です。
ただ、「このままで合格できるのだろうか」という不安に苦しむ受験生は少なくありません。企業法は初学者にとって難易度が高く、難解な条文や事例問題に直面して、挫折しそうになる方もいるでしょう。私も勉強を始めた当初は、勉強が上手く進まず、途中で何度も心が折れそうになりました。
しかし、ある時期から勉強方法を見直し、少しずつ結果が出始めたことが、自信につながりました。失敗から学んだことも多く、特に「着実に積み重ねる」ことが大切だと実感しました。
企業法の対策は、ただ法律の知識を覚えるだけでは不十分です。広範囲にわたる法律の知識を求められるため、理解が浅いとすぐに混乱してしまいます。ですから、各論点をしっかりと理解することが合格への近道です。
また、覚えた知識や理解したことをどのように活用するかが試されるのが公認会計士試験です。本質や主旨を理解した上で、問題を解く力を養う必要があります。私自身、実践的な問題演習がいかに重要かを受験期に痛感しました。何度も問題を解き、分析し、思考力を鍛えることが、最終的に合格を引き寄せます。
本講座を担当するにあたり、こだわったのは論点ごとに丁寧に解説することです。また、単なる知識の詰め込みではなく、問題演習の機会を多く確保することにも力を入れています。受講生の皆さんには、単に試験に合格するための暗記ではなく、その後の実務でも活かせるような思考法を身につけてもらいたいと考えています。
合格までの道は決して楽ではありませんが、その先には素晴らしい未来が待っています。困難な時期もあるかもしれませんが、必ず乗り越えられます。着実に進んでいけば、必ず道は開けます。私たちと共に頑張りましょう!