個人情報保護士認定試験は、法律系資格の中では、比較的取得しやすい資格であるといわれています。
しかし、覚えるべき専門用語や、理解すべき制度が多く、闇雲に勉強すると時間を浪費してしまう恐れがあります。
そのため、個人情報保護士認定試験に短期間で合格するためには、適切な学習方法を行っていくことが大切なのです。
個人情報保護士試験は、課題Ⅰと課題Ⅱに各70%正解することで合格できます。
完璧を目指し、出題可能性の低い分野まで細かく学習しようとすると、膨大な時間が必要になり、効率的ではありません。
限られた時間で短期合格を果たすためには、試験によく出るポイントをじっくり勉強できるよう、重要度によってメリハリをつけ、効率的に学習していくことが大切です。過去に繰り返し出題された箇所を重点的におさえていきましょう。
どの試験でもいえることですが、ただインプットだけを行っても、合格は近づいてきません。問題を解く練習をしなければ、合格力を身につけていくことはできないのです。どのように出題されているかを知ることにより、その後の知識の吸収をアップしていくことができます。
また、すべてインプットで知識を身につけるのではなく、アウトプットをすることで解説などから知識を身につけられることも意識して学習していきましょう。問題を解くことにより、気がつくこともあります。アウトプットを重視し、どれだけ出題を意識して学習できるかが短期合格の鍵といえます。
インプット(ビデオ講座を視聴)→アウトプット(問題練習)→間違えたところをテキストで確認・知識の補充のパターンを繰り返して学習しましょう。
学習の間を開けてしまうと、すっかり忘れてしまいます。たとえ1日5分、問題1問でも継続していくことによって記憶はつながります。
そのためには、日々の生活の中に無理なく学習を組み込むことです。特に、通勤時間などの「スキマ時間」をうまく活用することがポイントです。そのため、インプット段階で、知識を完璧にしようとするのは、効率的ではありません。
効率的に学習を進めるためには、インプットを「ざっと1回」行い、あとは問題練習をしながら実力アップさせていきましょう。