岸田慎平と申します。ITストラテジスト試験に2023年(令和5年度)に合格いたしました。
元々ITコンサルティングの仕事に携わっているのですが、最近、副業で別の中小企業のお客様のご支援をさせていただいております。その際に、元々経験がある領域が基幹のERP、会計、最近だとマーケティングセールスの領域だったのですが、生産管理や全体的なITの戦略設計を考えるシーンも出てきたので、改めて体系的に、ITの戦略の考え方を学び直そうと思い受験しようと考えました。
計画をしっかり立てられなかったというのが正しい表現かなと思うのですが、いつまでにどこまでやればいいか自分で決めきれませんでした。試験の午前にこういうのがあって、午後はこうで、ということは把握していたのですが、具体的にどれぐらいの時間をかけてどこまで終わらせればいいかがわからず、計画を立てられないまま放置していました。
家族もいて、家事をやったり、子どもの面倒を見る時間も必要になりますので、平日は勤務後に外出する時間が取りにくいため、できればオンラインの講座がいいかなと考えていました。
動画を受講し、練習問題を解いて、間違えたところを復習するというサイクルがしっかりしていたことです。これは講座の固有の話かもしれませんが、渋屋先生はビジネスの実態をご理解いただいた上でお話されてるという印象を持ったので、この先生だったら講義を受けやすそうだなと思いました。
また、計画を立てられなかったということに対して、コースは全100何コース、「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」のカリキュラムも明確になりましたので、いつまでにここまで終わらせるということが分かりやすく、計画を立てることができました。
学習の進捗も可視化されるので、何時間勉強しました、今ここまで終わりました、正答率これぐらいです、というところが分かり、しっかり進んでいくのが分かるようになりました。ここまでに終わらせるには今週これだけ頑張ろう、今ここまで来てるいるからあとちょっとだ、と励みになり、進めやすかったなと思います。
1月の中旬ぐらいから、4月の中旬まで丸3ヶ月ぐらいです。スタディング上の学習時間は、50時間ぐらいでした。ただ、私は講義動画を1.5倍から2倍速で見ていき、午後のところは実際に問題を解いてから動画を見るかたちで学習したり、過去問を自分で解く時間もありましたので、トータルでは、一般的に言われる80~100時間ぐらいだと思います。
リモートワークが中心なので、朝の始業までの時間、8時ぐらいに子どもが学校に行ったあと9時までの1時間を使いました。また、昼休みは、12時から1時の間にお昼を早めに食べて学習しました。平日の夜は、予定があったり、家庭の事情もありますので、週末にまとまった時間を取るようしました。平日夜も、時間が取れるときはやっていましたが、あまり当てにしすぎませんでした。そのほかに、リモートワークとはいえ外出するケースがありましたので、電車の待ち時間や乗っている時間、お店に並んでいる時間など、ささっとスマホで見ることでうまく時間を使えたと思います。スマホでそういったことに慣れている方であれば、その積み重ねで効いてくるなと感じています。スマホ1個あれば学習できるところが良かったと思います。
1つは、渋屋先生より「午後Ⅰ」を題材にするとやりやすいですよというお話があったので、講座に出てきた「午後Ⅰ」をインプットとして使い、それを「午後Ⅱ」に転用したらどうやる、というのを「午後Ⅱ」の講座で理解するようにしました。もう1つは、自分の過去に経験したプロジェクトで、大型のものもあれば小型のものもありますが、その経験の中で、これはこういうお題だったら使えそうだなというところを棚卸をしました。
社会人の方が多いと思いますので、なかなか外出する時間が取れない方や、「スキマ時間で」というスタディングのキャッチコピーの通り、通勤の合間や移動の合間を使って学習したい方に向いていると思います。また、私のように何かしらの計画立てで戸惑っている方は、コースの数が明確になるので計画が立てやすくなっていいかなと思います。