不動産の価格に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
解答:3
不動産から、土地の価格に関する基本問題です。
土地の価格は、一物四価といわれていて、1つの物(物件)に、4種類の価格が存在します。この4種類の価格は、取引や行政目的等により、それぞれの価格が存在しています。その4つの価格とは、実勢価格、公示価格と基準地価格、路線価(相続税評価額)、固定資産税評価額の4種類です。試験でもよく出題される重要分野です。
これを踏まえて、選択肢を見ていきましょう。
(選択肢1)適切
公示価格の基準日は毎年1月1日です。
(選択肢2)適切
基準地の標準価格(基準地価格)の基準日は毎年7月1日です。
(選択肢3)不適切
路線価の対公示価格水準は80%です。
(選択肢4)適切
固定資産税評価額は、3年ごとの基準年度に評価替えが行われます。
※正解と解説は、試験実施日の基準で記述しています。その後の法令改正等には対応していませんのでご注意ください。
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