スタディング
資格合格パートナー「スタディング」
  • 全講座一覧
    • 中小企業診断士
    • 技術士
    • 販売士
    • 危険物取扱者
    • メンタルヘルス・マネジメント®検定
    • 司法試験・予備試験
    • 司法書士
    • 行政書士
    • 弁理士
    • ビジネス実務法務検定試験®
    • 知的財産管理技能検定®
    • 個人情報保護士
    • 社会保険労務士
    • 公認会計士
    • 税理士
    • 簿記
    • FP
    • 外務員
    • 貸金業務取扱主任者
    • 宅建士
    • マンション管理士/管理業務主任者
    • 賃貸不動産経営管理士
    • 建築士
    • ITパスポート
    • 情報セキュリティマネジメント
    • 基本情報技術者
    • 応用情報技術者
    • ITストラテジスト
    • ネットワークスペシャリスト
    • データベーススペシャリスト
    • スタディングテック
    • 公務員
    • TOEIC® TEST
    • コンサルタント養成講座
    • 登録販売者
    • 看護師国家試験
    • 保育士
  • 法人のお客様
  • お問い合わせ
スタディング FP講座

リスク管理-生命保険料等の仕組み
2019年5月学科第11問

ピックアップ過去問解説
Xポスト

問題

生命保険の保険料等の仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 保険料の内訳は、将来の保険金・給付金等の支払いの財源となる純保険料と、保険会社が保険契約を維持・管理していくために必要な経費等の財源となる付加保険料とに分けられる。
  2. 生命保険事業における剰余金の3利源は、死差益・利差益・費差益である。
  3. 契約者配当金とは、決算によって発生した剰余金が契約者に分配されるものであり、株式の配当金と同様に、配当所得として課税対象となる。
  4. 責任準備金は、将来の保険金・給付金等の支払いの責任に応じるために、保険数理に基づいて算定されて積み立てられる。

解答・解説

解答:3

リスク管理から、 生命保険料等の仕組みに関する問題です。

この問題では、保険料の内訳、剰余金の3利源、契約者配当金、責任準備金について問われています。

押さえておくべきポイントは以下の通りです。


【保険料の内訳】

保険料は、将来保険金支払い時に財源となる純保険料と、保険契約を維持するために必要な費用である付加保険料から構成されています。

【剰余金の3利源】

決算の結果、利益が残った場合、この利益のことを剰余金と呼びます。

剰余金の生まれる原因は3つあります。それぞれ「死差益」「利差益」「費差益」といい、総称して「剰余金の3利源」といいます。

・死差益とは、予定した死亡者数よりも実際の死亡者が少なかった場合に生じる差益です。

・利差益とは、予定した運用利益よりも実際の運用益が多かった場合に生じる差益です。

・費差益とは、予定した事業費より実際の事業費が少なかった場合に生じる差益です。

【契約者配当金】

契約者配当金とは剰余金が生じた場合、保険会社が契約者に分配するお金のことです。

契約者配当金の支払い額は、保険の種類、性別、払込方法、経過年数、保険期間などの違いによって、それぞれ異なります。

【責任準備金】

責任準備金とは保険会社が将来の保険金や給付金の支払いのために積み立てておく準備金です。保険契約者から払い込まれる保険料のうち純保険料の部分は「責任準備金」として積み立て、債券や株式などで運用されます。

生命保険料等の仕組みについては、上記の概要をおさえておけば、スムーズに解答することができます。それでは、各選択肢を見ていきましょう。


(選択肢1)適切

生命保険料の内訳は、純保険料と付加保険料に区分されます。純保険料は主に将来の保険金・給付金等を支払う財源となり、付加保険料は保険会社が保険契約を維持・管理するための必要経費の財源となります。

(選択肢2)適切

生命保険事業における剰余金の3つの利源(利益の源)は、死差益・利差益・費差益です。死差益とは、予定した死亡者数よりも実際の死亡者が少なかった場合に生じる差益です。 利差益とは、予定した運用利益よりも実際の運用益が多かった場合に生じる差益です。 費差益とは、予定した事業費より実際の事業費が少なかった場合に生じる差益です。

(選択肢3)不適切

生命保険の契約者配当金は、剰余金が生じた場合、保険会社が契約者に分配するお金のことです。保険の契約期間中に受け取る場合には、支払保険料から差し引かれ非課税となりますが、保険金等と一緒に受け取る場合は一時所得、個人年金と一緒に受け取る場合は雑所得として課税対象となります。なお、受け取った保険金が相続税や贈与税の課税対象となる場合は、配当金は保険金の額に含めて、相続税・贈与税の課税対象になります。

(選択肢4)適切

責任準備金とは、保険会社が将来の保険金・給付金等の支払いのために、保険数理に基づいて積み立てておく準備金です。契約者から払い込まれる保険料は、一部が付加保険料として保険契約の維持管理費や手数料などに使われ、純保険料に当たる残額は責任準備金として積み立て、債券や株式などで運用されます。


この問題は「不適切」なものを選ぶ問題なので、選択肢3が正解となります。

※正解と解説は、試験実施日の基準で記述しています。その後の法令改正等には対応していませんのでご注意ください。


学習するには

「2‐1 保険の制度」 生命保険のしくみ

ピックアップ過去問一覧はこちら

オンラインFP講座を、今すぐ無料でお試しできます!

FP講座 無料お試し

  • FP検定の傾向と対策が分かる無料セミナー
  • 手元に参考書がなくても勉強が始められます!
  • 3級・2級の動画講義と問題演習を体験!
さらに
本番のCBT試験を想定した
模擬試験もお試しできる!
無料お試しはこちら 無料お試しはこちら無料お試しはこちら無料お試しはこちら無料お試しはこちら無料お試しはこちら無料お試しはこちら
お申込み後すぐに試せる!
自動契約・更新はありません
お得な10%OFFクーポン付
▲
講座一覧
  • 中小企業診断士
  • 技術士
  • 販売士
  • 危険物取扱者
  • メンタルヘルス・マネジメント®検定
  • 司法試験・予備試験
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 弁理士
  • ビジネス実務法務検定試験®
  • 知的財産管理技能検定®
  • 個人情報保護士
  • 社会保険労務士
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 簿記
  • FP
  • 外務員
  • 貸金業務取扱主任者
  • 宅建士
  • マンション管理士/管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 建築士
  • ITパスポート
  • 情報セキュリティマネジメント
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • ITストラテジスト
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • スタディングテック
  • 公務員
  • TOEIC® TEST
  • コンサルタント養成講座
  • 登録販売者
  • 看護師国家試験
  • 保育士
スタディングについて
  • 運営会社
  • IR情報
  • 採用情報
  • お知らせ・ニュース
  • メディア掲載
  • キャンペーン一覧
  • 学習Q&A
コラム
  • 資格取得 お役立ち情報
  • もっと知りたい診断士
  • もっと知りたい税理士
  • もっと知りたい司法試験・予備試験
  • もっと知りたい司法書士
  • もっと知りたいFP(ファイナンシャル・プランナー)
資格情報メディア
  • 資格取得エクスプレス
ご利用ガイド
  • ご購入方法について
  • ご利用環境について
  • お問い合わせ
パートナー募集
  • アフィリエイトプログラム
ソーシャルネットワークアカウント
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • YouTube
法人のお客様へ
  • スタディング法人導入のご案内
  • 社員教育をカンタンに。クラウド型eラーニング「エアコース」
転職をお考えの方へ
  • 資格を活かす転職 スタディングキャリア
アプリダウンロード
appstoreスタディング公式アプリ
googleplayスタディング公式アプリ

※このアプリでは購入したコースが利用可能です。コースはウェブサイトよりご購入ください。

©KIYO Learning Co., Ltd.
  • トップページ
  • 法律に基づく表示
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • 表示 :
  • PC
  • スマートフォン
  • スタディング公式Facebook
  • スタディング公式X
  • スタディング公式LINE
  • スタディング公式YouTube