2回目の挑戦で通勤講座を受講したおかげで合格を勝ち取ることが出来ました。
1.通勤講座を受講した理由
私はH29年度も技術士二次試験に挑戦しましたが、ほぼ独学であったため不合格でした。やはり添削講座を受講する必要性を感じ、よい講座はないかと探していたところ、「通勤時間などのスキマ時間でも学習できる」「ほかの講座に比べて料金が安い」ことから通勤講座を選びました。
2.通勤講座で良かった点
・スマホでいつでも開けるので、ちょっとしたスキマ時間を活用して勉強することが出来ました。自分は子供のスイミングスクールの待ち時間、子供のサッカー試合送り迎えの待ち時間などフル活用し、勉強時間を少しでも確保することが出来ました。
・択一問題教材で、正答率が上がってゆくのが楽しみでした。
間違えた問題を繰り返し解くことも出来ました。
・論文作成のポイントを教えてくれたので、論文の評価を上げることが出来ました。
・論文添削の回答が早いので、すぐ論文の修正に取りかかれたし、講師の方も頑張ってもらっていると思うとこちらのモチベーションも上がりました。
・口頭試験対策についても、回答のポイントを教えていただいたので、対応することが出来ました。
3.試験を受けて
・必須科目Ⅰの建設部門(綱構造コンクリート)を受験しましたが、択一問題が過去問に無かったものが多く出題され、苦戦しました。合格ラインぎりぎりでした。
・問題Ⅱ-1は準備していた問題が出たので、きちんと書くことが出来ましたが、ここで時間を使いすぎたのが反省点です。速記の練習をしておくべきでした。
・問題Ⅱ-2について、やや準備が足りない部分が出題され、なんとか論文にしたものの、時間が足りずに最後は書き切れないとみられても仕方ない状況でした。
この時点で、今回は合格は厳しいのでは無いかと思いました。
・問題Ⅲでは、準備していた問題であり、無事書ききることが出来ました。
通勤講座の添削アドバイスを踏まえて工夫した点を書き込んだところ、評価Aとなりました。
・口頭試験では、試験に指定された日の前の週が4日間の県外出張研修であり、研修時間以外はビジネスホテルでボイスレコーダーと回答メモノートにより繰り返し口述練習することが出来ました。友人からの「『コンクリート』で受験するなら、口述内容もコンクリート専門家としての内容を入れること」とのアドバイスを踏まえ、練習した結果、口頭試験も無事回答することが出来ました。
3.まとめ
技術士二次試験の1回目は独学で不合格でしたが、2回目の挑戦で通勤講座を受講したおかげで合格を勝ち取ることが出来ました。これから技術士二次試験に挑戦される方にもぜひお勧めしたいと思います。