手書きの重要性

模擬試験を開催しました。
9日、10日の二日間で20名です。
択一試験はありませんが、Ⅱ-1とⅡ-2を2時間。Ⅲの問題を2時間です。

2018/06/28

手書きの重要性

Ⅲに関しては解答を書き写すところまでやって下さい、とお願いしました。
とは言え、全体の半分近い方はⅡ-1+Ⅱ-2では4枚の解答用紙を埋めることができませんでした。
もし、本番でそうなったら不合格です。

途中までどんなに良い解答でも完成していなければ、それはA評価の解答になり得ません。
試験では、解答用紙を手書きで記入します。
普段、パソコンだけで解答を作成していると、一日に7枚の解答用紙を書き続けることができません。

これは以外と落とし穴になっています。
もちろん、実際の試験では、気力と体力を振り絞り何とか書き上げるかもしれません。
私も平成23年に受けた時がそうでした。

しかし、手書きに慣れていなかったこともあり、後半は指が痛くなってきました。
また、腕が疲れて頭が腕と指のことを気にし出すのです。
本来は、問題を解答することに集中しなければなりません。
ですが、どうしても痛む指の方に意識が行ってしまいます。

さらに、解答に関して口頭試験で質問されることがあり得ますから、自分の解答を書き写す必要がある訳です。
それが、最後疲れてしまって「家に帰ってからでも何とかなる」と書き写すのを止めてしまいました。
もちろん、家である程度は再現できましたが、なにしろ書き写していませんから、不安です。

結局の所、23年は機械部門の筆記不合格でしたから、口頭試験を受けることはありませんでした。
このときの反省から、24年のときは徹底的に手書き対策を行いました。
3月頃から全ての解答を手書きで作成しています。

そのため、土曜日の総監試験で5枚の解答を全て書写し全部で10枚書いても腕は最後まで何でもありませんでした。
さらに、当時機械部門の筆記試験は択一無しで、論文が9枚の解答でした。
その9枚を書き切り、さらに9枚を写し取っても腕が痛むことはありませんでした。
二日で18枚の解答を書いたことになります。

合格を目指す皆さん、最後は体力勝負と言っても過言ではありません。
体調管理も重要ですが、腕の筋肉を鍛えることも忘れないで下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。