担当者や責任者の想定を意識しよう

技術士試験は基本的に論文試験です。
30年度の試験までは択一試験もありますが、31年度からはそれもなくなります。

2018/05/31

担当者や責任者の想定を意識しよう

文章の書き方、論文の書き方、接続詞の使い方。
これらの本だけで100冊ぐらいの本を持っています。
プレゼンテーションの資料作成等は入れずにです。

先ず、要望が多いので、お勧めの本を挙げます。
  • 『入門・考える技術。書く技術』:ダイヤモンド社・山崎康司著(2011年刊)
  • 『文章は接続詞で決まる』:光文社新書・石黒圭著(2008年刊)
  • 『吉岡のなるほど小論文講義10』:桐原書店・吉岡友治著(2017年改訂版刊)
  • 『理科系の作文技術』:中公新書・木下是雄著(1981年刊)
  • 『新版論文の教室』:NHK出版・戸田山和久(2012年刊)

たくさん挙げても読めません。この5冊で十分です。
逆にこれをしっかり読んで下さい。
そしてそこに書いてあることを実践して下さい。
パラグラフや句読点の使い方が理解できると思います。

講師や第三者に添削して貰うのは効果があります。
しかし、だれでも出来る訳ではありませんし、費用も掛かります。

ですから、パラグラフや句読点を意識して、自分だけの200個のキーワードの解説集を作成します。
作成後はセルフチェックをします。
私は作成後、一日置いて翌日の朝早く起きて、紙に印刷してチェックしました。
誰にかに添削してもらえる場合は別ですが、自分で書いた文章を自分でチェックするのは意外と難しいものです。
単純な変換ミスならワープロのチェック機能をオンにしておくことで気がつきますが、
元々同音異義語が多い日本語の場合、ワープロのチェック機能ではチェック漏れが発生します。

時間をおいて内容を軽く忘れた頃にチャックするのが効果的でした。
書いて直ぐのチャックはなかなか上手く行きません。
試験本場ではこれをやらなければならないわけです。技術士試験の難しいところです。

今の新しいワードは、音読機能も付いていますが、まだ誤読が多くチェックに使えるレベルではありません。
矢張り自分でチェックする以外に方法はなさそうです。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。