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29年度の試験ももう終ります。
今度の土日27日、28日で全て終了です。
一般部門の方は既に終えられたと思いますが、最後は総監部門の口頭試験で締められます。
私は1月10日頃が総監の試験でした。
これが終ればあとは3月の発表を待つだけです。
神様に祈ろうが、願掛けしようが結果は変わりません。
以前、元試験委員の方から聴いた話ですが、口頭試験の結果はその日のうちに決まるそうです。
後で、多少の修正はあるでしょうがその日のうちにほぼ決めることは間違いないでしょう。
筆記試験のように能力を示す証拠は残りませんから、そうしないと多少のメモぐらいでは忘れてしまって評価できません。
会社で入社面接を行った経験がある方ならすぐに分ると思います。
ところで、3月に結果が分ってダメだった場合、すぐ4月には30年度の試験申込みが始まります。
これって精神的には割とキツイと思います。
私は平成23年の時は、筆記で落ちましたから11月にはすぐ準備に入りました。
口頭試験の場合、そもそも不合格になる人は少ないのです。
合格率の高い試験ですから、それに落ちると筆記試験で不合格になるよりダメージは深いのです。
今、これを読んでいるあなたは、口頭試験の結果を待っている方でしょうか?
それとも、筆記で失敗して来年こそ「リベンジを!」と思っている方でしょうか?
あるいは、今度初めて技術士二次試験にチャレンジする方でしょうか?
口頭試験の結果を待っている方は不安でどうしようもない中あと一月半を過ごさなければなりません。
苦しいときですが仕方がありません。
でもどちらになっても心の準備をして下さい。
受かればそこから新たなエンジニア人生をスタートさせなければなりません。
不合格であれば、技術士を諦めるか?再挑戦するか?
二者を選択する必要があるのです。
諦めることは恥ずかしいことではありません。
どこの講座も再挑戦を勧めますがそれは自分の商売のためです。
諦めたって良いのです。
でも、もし今回は技術士試験で落ちたけれど、
やはり技術士になりたいと言う気持ちがあるなら再挑戦すべきでしょう。
あなたがどちらなのか分りませんが、アメリカ大統領リンカーンはこんな言葉を残しています。
Where there is a will, there is a way.
(意志あるところに道は開ける)