キーワードは集めましたか?

択一試験の問題はキーワードの宝庫です。
自分がしっかり説明できない言葉を抜き出してください。

2018/01/04

キーワードは集めましたか?

択一試験の問題はキーワードの宝庫です。
自分がしっかり説明できない言葉を抜き出してください。

記述試験の元になるキーワードは、択一試験の中に多く見つけられます。
これは、当然と言えば当然です。

なぜならば、問題を作る試験委員の先生は、技術士になるなら知っておかなければならない、その部門全体に掛かる重要な専門用語や知識を択一試験で試すからです。

したがって、択一試験に出題される重要な用語が、記述試験と無関係なはずはありません。
択一試験が無かった時は、用語辞典や記述問題の中からキーワードを拾い集めなければなりませんでしたが、
今は、最初に択一試験の中からキーワードを集めれば良いのです。

なお、誤解しないで頂きたいのですが、これは問題の予想ではありません。
キーワードを集めて予想問題を作るのではありません。

そうでは無くて、キーワードを元にして解答論文を書く練習をするのです。
ですから最初は、解答論文を書くのではなく、キーワードの解説文、説明文を書きます。
そのプロセスを経て、やがて解答論文が書けるようになります。

論文を書く練習をしろと言われても題材がなければできません。
試験勉強日誌や、勉強日記をつけても論文の練習にはなりません。

技術用語の解説を書くことで、用語の意味を覚え理解すること。
そして、専門用語の解説を自分で書くことで作文力が高まるのです。
キーワードはそのための題材です。

ですから、絶対にやってはいけないことは、インターネットで調べてコピー&ペーストすることです。
コピー&ペーストして作った資料を一生懸命読んで覚えようとする方は意外に多いのですが、主旨がズレています。

第一の目的は知識のインプットではなく、論文練習の元ネタがキーワードなのです。
コピー&ペーストではなんにもなりません。
何度も言いますが、作文力は書かなければ向上しません。

この目的を十分理解した上で、キーワードを集めて下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。