2017/12/28
現在の問題形式は平成25年から同じです。
もちろん、出題テーマは毎年変化します。私が言うのは、問題の外見です。
過去問題は技術士会のサイトからダウンロードできます。
ダウンロードしたら、受験予定の科目の問題を以下のようにエクセルで並べて下さい。
PDFをテキスト化すれば簡単にできます。
1時間は掛かりません。
平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 来年の問題 |
Ⅱ-1-1 | |||||
Ⅱ-1-2 | |||||
Ⅱ-1-3 | |||||
Ⅱ-1-4 | |||||
Ⅱ-2-1 | |||||
Ⅱ-2-2 | |||||
Ⅲ-1 | |||||
Ⅲ-2 |
できれば、自分で来年の問題を作成しましょう。
そのとき、外見は極力過去問題に似せることが重要です。
そして真似して作成するには先ず何をしますか?
当然、過去問題をよく読むはずです。
どんな構成で、どんな言い回しになっているのかを調べて真似して作るのです。
これまで、試験のアドバイスを4年やってきましたが、問題文をよく読んでいない方が多いことに驚くことがありました。
文章読解能力の前に読んでいないのです。
しかし、上の表を作って問題を作ろうとすれば何度も読まないとできません。また、時間軸で並べると傾向も掴むことができます。
この整理方法は進めても実際に行う人は少ないのです、効果は大きいと思います。
私が受験したときは、一般部門の択一試験はなく、総監は択一試験がありました。
私は総監の択一を含めて、機械部門の論文問題も全て上記の方法で纏めて整理しています。
役立つことが多かったと思っています。ぜひ、試して下さい。
また、これは少し苦労しても自分で作って下さい、
人が作ったものをダウンロードしても効果はありません。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。