2017/12/14
口頭試験が終った方からもメールがたくさん来ています。
と色々です。
「安心して下さい」とは言えませんが、これまでの経験上当事者の感想は当てになりません。
終始和やかに終って「これなら合格だ!」と思っていたのに不合格という話は聴いています。
逆に最後まで厳しい質問ばかりで「ダメか!」と思っていたら合格だったと言う話も聴きます。
そもそも、和やか、厳しい、明るい雰囲気なんてその人の感じ方です。
長い解答をしない、自慢話をしないと言った基本的なことを守り、
倫理観が垣間見える態度を見せ、解答ができれば概ね合格です。
元々落ちる人の方がずっと少ない試験です、だいたい80%は受かるのです。
これから口頭試験の人も受かって当然のつもりで受験して下さい。
自信のなさは顔や態度に表れます。
ところで、試験が終ったらどうしますか?
これまで、何度も言い続けてきましたが、技術士はなった時点、登録した時点からがスタートです。
「科学技術の向上と国民経済の発展」と大上段に構える必要はありませんが、安全で持続可能な社会を創るために何ができるのかを考えて下さい。
CPDを登録するのは何のためですか?
登録にための登録にならないようにして下さい。
あなたの専門知識と応用能力を活かして下さい。
それが技術士の役目です。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。