口頭試験の準備を始めましょう

9月も半ばを過ぎました。そろそろ始めましょう。

2017/09/07

口頭試験の準備を始めましょう

9月も半ばを過ぎました。そろそろ始めましょう。

予想される問題に対し、解答を考え、すらすら言えるようにするにはある程度の時間が掛かります。
エンジニアの仕事は段取り八分。準備を怠ると後で後悔します。

いかにも考えて暗記しましたと言うような解答はあまり評価されません。
試験対策を行っているのは試験委員の方も知っています。
百も承知の相手に対し、自然に説明できなければなりません。
技術士制度や技術士法は技術士会のサイトに資料があります。必ず目を通して下さい。
そもそも技術士試験を受けるのに技術士会のサイトをあまり見ていない人が一定数存在します。

初めから諦めているのでしょうか?
それとも、手始めになんとなく受験するのでしょうか?

ときどき、
「先生、私は3年掛かりで技術士にチャレンジします、どんな勉強方法が良いでしょうか?」
こんなことを言ってくる受講者さんもいます。

こんなとき、私は
「必ず今年受かるつもりで勉強して下さい。そうすれば3年目なら間違いなく受かるでしょう。3年掛かりで合格を狙ったら10年掛かりますよ。」

これまで、「技術士目指して10年目です、何時になったら受かりますか?」と聴いてくる方に10名以上お目に掛かっています。
5年目くらいなら珍しくも何ともありません。

ただ、10年を超える方はある共通項を持っていると思います。
それは、計画通りに勉強しないということです。
おそらく、自分のやっている勉強法が途中で不安になるのでしょう。
そのため、色々な本を読んで、勉強方法そのものを変更する、また少し経つと違う方法に変更し、さらに時間を経て元の方法に戻す。
このタイプの方が10回以上の受験者さんに見られます。
もちろん、例外はあるでしょう。
しかし、割と真実に近いのではないかと思っています。

1回とか2回で受かっている人は、勉強方法そのものを変更しない人が多いのです。
最後まで自分に合っていると思われる方法を貫く人が最短で受かるようです。
私も1回目は不合格でしたが、2回目(2年目)の受験で機械・総監をダブルで取りました。
最後まで勉強法は変えていません。

私の場合、インプットをあまり重視していません。
勉強はアウトプットが70%、インプットが30%と言って良いと思います。

そのインプットは総監の択一試験対策です。
当時は、一般部門に択一試験がありませんでした。それも理由ではあります。
しかし、元々広範囲の試験領域全てから知識を拾い集めるのは時間が掛かりすぎて無理です。
まして、論文試験ですから論文の書き方を中心に勉強した方が効果はあると思います。

技術士を目指す、あなたも自分の学習方法を振り返って下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。