不合格をバネにしろ!

択一試験の結果も出ました。
択一で8/15以下だった方は、残念ですが来年度の試験を目指しましょう。

2017/07/28

不合格をバネにしろ!

択一試験の結果も出ました。

択一で8/15以下だった方は、残念ですが来年度の試験を目指しましょう。

択一試験は平成30年度も実施されます。
来年の試験は内容的に今年と同じです。

自分の弱点を早めに分析して弱いところを克服して下さい。
ビジネスであれば弱点を覆うことができる強みを活かせば良いのですが、試験はそうは行きません。
弱点の部分で落されます。

試験対策では弱点を克服する以外にないのです。

不合格になるのは悔しいし、恥ずかしいし情けないと思うかもしれませんが、3万人の受験申込み者で合格できるのは3,000人です。
あなただけではありません。

私も、平成23年度の試験では機械部門で落されました。
早く技術士になって独立したいという気持ちが強かったので、私はいきなり併願で受験しました。
東日本大震災のあった年です。

しかし、結果は機械部門の専門科目が「C」でした。
総監はAだったのですが、併願では一般部門が不可なら総監も不可になってしまいます。

当時、私は会社員で小さな工場の工場長でした。
メンバーはパートさん10名を含む40名強。
全員、私が技術士を受験することは知っています。
「どうだったんですか?」
「受かったんでしょう?」
と訊いてきます。
「うるせーな~」と心で思いながら「力不足です!」と返すしかありませんでした。

10月末に筆記の結果が分かりましたから、11月に入ってすぐに平成24年度の受験準備を始めました。
「今度こそ!」と言う気持ちです。

私が、最初に行ったことは毎日勉強する仕組みを作ることでした。
モチベーション維持とも関係しますが、とにかく毎日勉強と練習を繰り返すことができるように自分の周りを整えていったのです。

当時、小学校3年の娘にも協力を仰ぎました。

小学3年生に技術士試験のことは分かりません。
私は、子供に「これから、毎日お父さんに“勉強しないとまた落ちるよ”と言え」と命じました。
もちろん命じたと言うより頼んだのですが、小学校3年ぐらいだと親の言うことを忠実に守ります。
私は、小さな娘に「勉強しないとまた落ちるよ」と毎日言われ続けたのです。

人間なんて身勝手です。

自分で頼んでおきながら子供に言われると腹が立ちます。
「このガキ!何も知らないくせに!」
と思いながら、言われるままに私は毎日、キーワードを覚え、論文解答を書いて、直して、また書いてを繰り返しました。

結果として、私は2回目の受験時に併願合格を果たすことができました。
偶然にも、総監部門の合格率が低かった年で(合格率7.3%)併願合格者は私1名だけでした。
ただの偶然ですが周りはそう見ません。
本を出すにも、対策講座の講師をやるにも有利に働きました。

また、前年に不合格だったことで、不合格になる気持ちも良く分ったつもりです。

択一試験の結果が良くなかった方、10月末に判明する筆記試験の結果が良くなかった方。

そこで、諦めないで下さい。
私は10回目で合格したと言う人も知っています。
「今年がダメなら妻に諦めろと言われています」こう言って私の講座を受講してきました。

結果は10年目の合格です。
そんな人はたくさんいるでしょう。諦めないで悔しさをバネにして下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。