データベース経験はMicrosoft Accessに軽く触れた程度で、業務で頻繁にSQLを書いたり設計を担当したりというレベルではありませんでしたが、体系的に学んで土台を作っておきたいと思い、データベーススペシャリスト試験に挑戦しました。
学習期間は3ヶ月で、平日は朝に1時間、休日も1時間程度を目安に進めました。仕事が忙しく、平日に確保できる学習時間は朝の1時間が限界だったため、「短時間でも毎日進められる」ことを重視しました。最初は過去問を解きながら必要な論点を拾っていく形で進めましたが、効率よく理解を積み上げるため、講義で全体像を掴めるスタディングを活用することにしました。
半年前に応用情報技術者試験に合格しているため午前Ⅰを免除することができ、午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの対策のみに絞ることができました。
スタディングでは、午前Ⅱは全範囲を視聴し、午後Ⅰは必要に応じて一部を確認する程度にしました。午後Ⅱについては、論理設計に絞って集中的に視聴し、過去問演習に直結する形で学習しました。午後Ⅰ・午後Ⅱともに直近5年分を解き、知識を増やすというより「実戦で点を取りに行く」意識で、設問の読み方と答案の作り方を固めていきました。
伸びたきっかけは、早い段階で午後Ⅱの過去問演習に取り掛かり、実戦経験を積めたことです。午後Ⅱは、知識があるだけでは時間内に処理しきれないと感じたため、設問の優先順位の付け方、どこまで丁寧に書くか、どの順番で解くか、といった時間配分の戦略を先に作りました。早めに取り組んだことで、試験直前に焦って詰め込むのではなく、自分に合った解き方を磨く時間が確保できたのが大きかったです。
モチベーションの維持は、「特定の時間に勉強する」と決めて淡々と続けることでした。無理にやり過ぎると嫌になって継続できなくなる可能性があると思っていたので、平日も休日も基本は1時間と割り切り、習慣として回すことを優先しました。短時間でも毎日触れることで、知識の抜けを作らず、試験までのペースを保てたと思います。
当日の手応えとしては、午前Ⅱ、午後Ⅰは合格圏内に入った感触がありました。一方で、午後Ⅱは絶望的にできなかった印象が強く、試験後はかなり不安でした。ただ、結果的には合格でき、特に「早めに午後Ⅱを回し、時間配分の戦略を作っておいたこと」と「毎日1時間の学習を崩さなかったこと」が最後に効いたと感じています。忙しい中での挑戦でしたが、限られた時間でも戦い方を工夫すれば十分に合格を狙える試験だと思います。

とりさん
データベーススペシャリスト
2025年合格
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