簿記のQ&A

20-1-14 2級 外貨建取引 例題6  次の一連の取引に…

スタディング受講者
質問日:2024年2月14日
20-1-14 2級 外貨建取引
例題6
 次の一連の取引について仕訳しなさい。仕訳の必要がないときには「仕訳なし」と解答すること。

1.20X3年2月1日、アメリカのMY社から商品60ドルを輸入し、代金は掛けとした(買掛金の決済日は4月30日)。この日の直物為替相場は、1ドル¥133であった。

2.20X3年3月1日、為替相場の変動リスクを回避するため、取引銀行との間で、4月30日に60ドルを1ドル¥141で購入する為替予約を行った。振当処理を行うものとし、2月1日の直物為替相場による円換算額と為替予約による円換算額との差額は全額当期の損益として処理する。なお、この日の直物為替相場は、1ドル¥137であった。

3.20X3年3月31日(決算日)、直物為替相場は、1ドル¥140であった。

4.20X3年4月30日、買掛金60ドルの決済日のため、取引銀行との為替予約にもとづいて60ドルを購入し、当座預金口座からMY社へ送金した。この日の直物為替相場は、1ドル¥150であった。

2の文章で『振当処理を行うものとして』と書いてあるので問題は解けました。
質問ですが『振当処理』は為替予約をした段階で必ず期中で行うべき仕訳になりますか?
例えばこの問題で『振当処理を行うものとして』の一文がなければ、期中で仕訳せず、決算整理仕訳で為替差損益を計上することも可能でしょうか?
おそらく為替予約をした時点で振当処理を行った方が煩雑にはならないと思いますが、振当処理をせずに決算整理仕訳を行うことが会計学的に可能かどうかも教えて下さい。
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回答

スタディング 講師
公式
回答日:2024年2月14日
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