簿記のQ&A

いつもお世話になっております。 商会検定答練第1回 会計学…

スタディング受講者
質問日:2023年8月11日
いつもお世話になっております。

商会検定答練第1回 会計学 第2問 共用資産がある場合の固定資産の減損損失についての質問です。

共用資産を加えることによって増加した減損(本問は63,646千円)は、優先的に共用資産に配分するが、共用資産の帳簿価額の下限は共用資産の正味売却価額となるという論点が、レッスン 11-6-2 固定資産の減損(共用資産、のれんがある場合)にあったと思います。また、レッスン中には共用資産が回収可能価額を下回らないようにするという指示のある問題もありましたので、共用資産の簿価が回収可能価格を下回らないようにする必要があると理解していました。

私は本問を共用資産の簿価が回収可能価格を下回らないようにすると考え、

共用資産Bの回収可能価格=(共用資産含むグループ)250,000-(A1)132,000-(A2)75,646=42,354

が共用資産Bの簿価の下限と計算しました。
よって、共用資産Bに配分する減損は

100,000-42,354=57,646千円 … ④の答え

とし、残りの6,000千円は減損兆候があるA2のみに配分して

19,354+6,000=25,354千円 … ③の答え

としてしまいました。

本問は共用資産の正味売却価格が明記されておらず、回収可能価格のみの表記でしたので、共用資産の帳簿価額の下限が共用資産の正味売却価額となるという論点は考慮する必要が無く、また、共用資産の簿価はとくに指示がなければ回収可能価格を下回ってもよいということでしょうか。
論点の理解が間違っていましたらご指摘いただけますと幸いです。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
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回答

スタディング 講師
公式
回答日:2023年8月17日
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