簿記のQ&A
キャッシュフロー計算書(間接法)の為替差損益に関する処理に…
キャッシュフロー計算書(間接法)の為替差損益に関する処理について質問があります。
設例には、「・・・(内訳:外貨建ての売掛金の決済及び換算差額から生じた差益2,000円、・・・」となっており、その2,000円分が調整の対象となっております。
ここで、私の理解では、為替差損益において二重計上で調整が必要になるのは、為替レートの変動で、売掛金(売上債権)と為替差損益の両方にその影響分が計上されている状態の場合であると理解しています。仕訳でいえば、
売掛金 ●●/為替差損益 ●●
のように、期末等で評価替えした時に為替レートが上がっていれば売掛金が増加し、その分の為替差損益が計上される。このパターンであれば「売掛金の増加分+為替差損益の発生分」の両方に計上されており。キャッシュフロー計算書おいても調整が必要であることが理解できます。
しかしながら、設例では、【外貨建ての売掛金の決済・・・から生じた・・・】とあり、決済時の仕訳を考えると、
現金 ●●/売掛金●●
為替差損益●●
となります。
いわゆる、売掛金の決済があると当然売掛金はなくなり、キャッシュフロー計算書の作成において、「売上債権の増減額」にはもう含まれていないのだから、決済から生じた為替差損益は、売掛金(売上債権)と為替差損益の二重の計上には当てはまらないのではないでしょうか。
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