スタディングの良いところは、一つ一つの講義が短くまとめられているというところ。
日商簿記2級、3ヶ月弱の学習で合格することができました。
試験の直前まで工業簿記に苦しめられ、株主資本変動計算書ではミスが目立ち、連結会計も苦手と、今回の試験で出題されたところばかり。この段階で試験を受けたら惨敗だったと思います。
スタディングの良いところは、一つ一つの講義が短くまとめられているというところ。苦手を認識したら、講義を繰り返し見て、ウェブテキストで復習、問題演習をやって間違えたらまた講義と、試験直前は苦手なところを繰り返し勉強しました。
工業簿記については、何をなぜ原価として加えていくのか、その理由を念頭に置くようにし、様々なパターンも丸暗記というよりは概念として整理することで、出題に多少の変化をつけられても対応できるよう勉強しました。
連結会計については、個々の連結整理仕訳については理解できたものの、全体の流れとして利益を出す段階までに何らかのミスをしてしまうところは克服できず試験に挑みました。
正直試験問題を見たとき、第3問は厳しいと思いました。そこで第3問は最後にすることにし、時間をかけても確実に解答するために工業簿記から手をつけました。落ち着いてできた分、変化球な問題もありましたが満点を取ることができました。
続いて株主資本変動計算書にとりかかりましたが、これも散々ミスをしてきたところを繰り返し勉強したことで満点を獲得。
割と得意な仕訳で月数を数え間違えるというつまらないミスをしましたが、苦手な連結会計以外で合格点を獲得。
難問として物議をかもした第3問の連結会計。超難問だったわけですが、結果的には部分点で12点を獲得できていました。連結財務諸表で利益をきちんと出せてないなんて、という葛藤はありますので勉強は続けていきたいですが、試験としては十分な結果を出せたと思います。
スタディングの講義はコンパクトな内容でどんどん進んでいくので、最初の理解はそこそこにして早めに一周終わらせるのがおすすめです。まず全体を見て、得意そうなところや興味のあるところ、ここは苦手だなというところをスマート問題の履歴などで仕分けておくと後の勉強に役立ちます。
スキマ時間をうまく活用できるスタディングの講座ですが、簿記の特性上、移動時間に初見の内容に進むことはおすすめできません。復習、繰り返しで知識の確認、定着の時間にするのが良いかもしれません。
私は約半年で行政書士、日商簿記2級と続けて短期合格することができました。パソコン、スマホ、タブレットといつでも学習できるスタディングの講座は飽きずに勉強を継続できる素晴らしいツールだと思います。