【2級合格】
これだと決めた教材を最後までやり抜き、途中で勉強を辞めさえしなければ、簿記2級は誰でも必ず合格できる資格だと思います。
簿記3級に引き続き、2級もスタディングさんでやろうと決めていました。正直に言うと無料の教材や動画で勉強する方が安上がりです。しかし、3級の時に学習フローで勉強を進めたことが本当にノンストレス(今日は何を勉強しよう?と悩むことがない)で良かったのと、講師の神原さんと今井さんの教え方が分かりやすく、励ましてくれるような暖かい雰囲気でモチベーションが保たれていたので、これ一択でした。
進め方としては、まず講義とスマート問題集の全範囲を1ヶ月弱かけて一周(通常速度)。多少理解不足な所があってもどんどん進めます。続けて2周目の講義(1.5倍速)とスマート問題集を半月かけてやりました。2周目では、1周目で理解不足だった所を重点的に、AI問題復習も溜めずに毎日やりました。
次の仕訳トレーニングはまあまあ出来たのですが、実戦力UPテストはびっくりするぐらい解けませんでした。出来なくてもとにかく前に進んで、9割ほど解けるようになるまで3周しました。
次に控えている検定対策模試もはじめは落ち込むほど出来ませんでしたが、解説動画が本当に分かりやすく、この後の模試に対する心構え(点の取り方や時間配分など)ができていきます。
3級では検定対策模試が少なかったので、2級では市販の本試験問題を購入して2周しましたが、スタディング簿記2級は検定対策模試が6回分あるので、今になって思えば外販の問題集は要らなかったなと思います。
試験直前では、スキマ時間はAI問題復習、まとまった時間では必ず本番通りの制限時間を設けて模試を繰り返し行いました。
簿記2級において、特に大切だと感じたことは、時間を測ることと、問題の取捨選択をすることの2つです。
時間に関しては、第1問第4問の仕訳は15分、第4問2は10分、第5問は10分、第2問は15分、第3問は20分で繰り返し練習しました。はじめは全く解ききれないですが、繰り返していれば必ず勝負できるようになってきます。逆に言うと時間を意識しないまま模試をやっても、解くスピードは一生遅いままだと思います。
問題の取捨選択に関しては、難しい・時間のかかる問題で手間取ってしまうと、後に控えている比較的簡単な問題を取りこぼしてしまうような事態が発生します。これは本当にもったいないです。70点以上取ればこちらの勝ちなので、時間のかかりそうな問題はどんどん飛ばし、場合によっては利益剰余金や当期純利益の算定を諦めたりもしました。ただし、解答すると決めた場所は必ず点を取りにいくという覚悟で!
このような勉強方法で、1日約4時間、合計363時間(内外販の問題集92時間)で89点で合格しました。
これだと決めた教材を最後までやり抜き、途中で勉強を辞めさえしなければ、簿記2級は誰でも必ず合格できると資格だと思います。
もしこれからチャレンジされる方の参考になれば幸いです。