簿記検定では、勉強をたくさんしてきたにもかかわらず、残念ながら試験本番で失敗してしまう人がいます。
スポーツに置き換えると、勉強は「普段の練習」です。そして、簿記検定は「試合」です。
スポーツでは、練習で上手くいっても試合では実力を発揮できない人がいるように、いくら勉強をして実力をつけても、それだけでは試験に合格するためには不十分なのです。
試験に合格するためには、試験本番を想定した練習をする必要があります。その練習には以下のことが含まれます。
実力があるにもかかわらず、本番で失敗してしまう原因は、本試験レベルの演習が不足していることにあります。試験会場に入ってから試験が終わるまでの、一切の事をあらかじめ想定し、練習しておくことが大切です。そうすることで、落ち着いて試験を受けることができます。
また、試験では色々な事が起こります。よくあるのは「時間が足りなくなる」「問題が難しくて解けない」等の問題です。
これらの問題は、初めから「起こりうる事だ」と思って、対策を考えておくのがポイントです。
特に簿記2級の場合には、制限時間ぎりぎりまで問題を解くことが多く、難問奇問が含まれていることもよくあります。その場合には、難しい問題をいったん飛ばし、基礎的な問題から解答する判断も必要となります。
さらに、試験が始まる前や、休憩時間の過ごし方も考えておきましょう。例えば、試験会場への行き方をあらかじめ調べておくと、当日に慌てる心配はなくなります。また、3級・2級を同日に受験する場合には休憩場所をあらかじめ見つけておくと体力を温存することができます。
簿記検定の対策に役立つ各種の試験ノウハウを、合格法セミナー動画などでご紹介しています。こういった試験ノウハウを学ぶことで、本番試験を想定して練習できます。
基本講座やスマート問題集の後には、実戦力UPテスト、検定対策模試と徐々にレベルを上げた問題演習ができるため、本試験レベルの問題を自ら解けるようにすることができます。
なお、簿記講座では、定期的にメルマガを発行しておりますので、時期に合わせた過ごし方や効率的な学習方法をお知らせしており、試験までの準備を整えることができます。
試験の概要や試験に出る各論点の攻略法をわかりやすく解説します。
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