弁理士試験に合格するために必要な知識量は膨大です。かなり細かい知識も必要とされます。はじめから細かい内容まですべて理解しようとすると、思うように勉強が進まず、挫折につながる恐れがります。そのためにも、まず、ひと通り全体を理解することが大切です。そして、全体を把握した後に大きな項目と細かい知識をリンクさせていくことでより知識が身につきます。
また、弁理士試験では、具体的事例を前提に「どのような手続きをすることが考えられるか」といった問題が出題されています。
このような事例問題については、個々の条文の内容や趣旨などを理解しているだけでは対応できません。方式審査、実体審査、知的財産権の効力などの一連の手続きの流れを理解したうえで、日ごろから学習を進めていかなければなりません。
スタディングでは、権利の発生から消滅までの手続きの流れをイメージしやすいように、また、出願手続きの一連の手続きの項目を一目で認識できるように図解などを利用して解説しています。このような手続きの把握は、試験での事例問題への対応で役立つだけでなく、合格後の実務でも役立つ知識です。