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【中小企業診断士】資格試験勉強が「継続できない」問題を解決する効果的テクニック!
はじめに
今回は、資格試験勉強の「継続できない」を解決する「超効果的テクニック」をご紹介していきます。一念発起して資格試験の勉強をはじめたけれど、勉強がなかなか続かない。勢いで勉強をはじめたけれど、続けられるか心配。こんな方が多いと思います。
中小企業診断士の勉強をはじめる前の私もそうでした。当時の私は社会保険労務士の勉強を始めたものの、テキスト1周すらできずに挫折してしまいました。
しかしご安心ください、この「継続できない」は「仕組み」で解決できます。
これからお伝えする3段階のテクニックを実行すれば、これまで「継続できない」と思っていた方でも、試験に合格するまでの継続力が身に付きます。では早速ご紹介します。
叶えたい姿を明確にして、勉強に主体的な目的を持つ
目標と動機を明確にする
何かを継続するためには、確固たる目標や動機が必要です。目指す資格の難易度が高ければ高いほど、これらが明確でないと継続できません。
「なぜその資格なのか?」「その資格を取ったらどんなメリットがあるのか?」「資格を取得した後はどうするのか?」という点を、紙とペンを使って明文化しましょう。これを毎日見える場所に貼ることで、初心を貫くことができます。
合格後の自身を毎日イメージする
資格試験に合格したら、あなたはどうなるでしょうか?
きっと合格発表の時は飛び跳ねて喜ぶでしょう。
そして、その後は資格を活かして活躍することでしょう。その結果、仕事での昇進や、独立に至るかもしれません。
このような明るい未来を想像することで、モチベーションが高まります。勉強をはじめた頃、試験の間際などは気合が入りますが、中だるみの時期にはこれを思い出し、モチベーションを高めましょう。
合格者の声を聞くこともオススメです。
継続しやすい取り組み方で始める
最初に張り切りすぎて無理な計画を立てない
資格試験の勉強はスタートダッシュよりも、継続することの方が大切です。
最初に張り切り過ぎると、途中で息が切れして失速したり、完走できなくなる危険があります。
最初から「1日3時間勉強する」前提の計画を立てると、すぐに計画が崩れる日が来るでしょう。そうなると、やる気を失くしたり、自己嫌悪に陥ってしまいます。
まずは無理なく実行できる計画を立てましょう。
計画は余裕を持って常に少し前倒しになっていること
いかに完璧な計画を立てても、計画に変更は付き物。
仕事が急に忙しくなったり、あなたやご家族が体調を崩すこともあるかもしれません。これらはコントロールできませんので、想定外のことが起こるという前提で、余裕を持って少し前倒しの計画を立てましょう。
何事もなければ、余裕を持ったスケジュールで勉強を進められ、
どちらに転んでも安心です。
徹夜など苦痛に感じたことはやめること
勉強の仕方には向き不向きがあります。
例えば、徹夜で勉強時間を確保しようとしても、夜が苦手な人にとっては、夜中の勉強は苦痛で続かないでしょう。
苦痛なことは続きません。
継続するためには、いかにストレスなく勉強するかが大切です。
あなた自身が何に苦痛に感じるかを知り、その要素を取り除いていきましょう。
場所や時間など勉強のルーティンをつくる
野球のイチロー選手が打席に入る前に同じ動作をするように、自身の「ルーティン」をつくりましょう。
勉強というフィールドでも、ルーティンがあれば安定したパフォーマンスを発揮できます。
具体的には、場所と時間を決めてしまう方法がオススメです。 集中するために重要なのが、勉強の「場所選び」。
図書館やカフェ、資格の予備校の自習室など、静かで誘惑が少ない場所がオススメ。自身が集中できる場所を見つけ、勉強はその場所で行う習慣をつけましょう。
また、勉強する時間帯を定めることも重要です。「時間が空いた時に勉強しよう」というスタイルだと、勉強を後回しになりがち。
「21時~22時まで勉強しよう」というように、毎日勉強する時間を決めることが、継続につながります。
勉強開始のスイッチを決めよう
勉強する体勢に入るための「スイッチ」があると、スムーズに集中力を高められます。
先ほど例に出したイチロー選手のルーティンのイメージです。
これは何でもOK。「刺激の強いガムを噛む」「屈伸をして体をほぐす」「ヨシッ!と気合を入れる」など、簡単にできるルーティンを作りましょう。梅干を見ると唾液が出るように、自然と勉強モードに入れるようになります。
成果が見えるとモチベーションが上がるのを利用する
勉強時間と内容を毎日記録する
日々の勉強記録を残すことは、勉強の継続に欠かせません。
勉強記録を振り返ると、「こんなに続けてきたのか」「よく頑張ってきたな」という自己肯定感が得られます。自己肯定感は自信につながり、更なる成長へのモチベーションが高まります。
ただ、1つ難点があります。それは、勉強の記録をつけることに「時間を割かれる」という点。限りある時間を有効に使いたい時に、この時間ロスは致命的です。
そんな時に活用したいのが、Eラーニング教材。
例えば、「スタディング」は、スマホなどで講義の視聴や問題の演習ができ、「いつ」「どこを」「どれだけ」勉強したのかを自動で記録してくれます。手間も削減できてモチベーションも上がるので、一石二鳥でオススメです。
毎日の成長達成ラインを設定して、クリアして自分を認めてあげること
資格試験の日まで勉強のモチベーションを保つには、日々の勉強で達成感を得ることが極めて有効です。
問題集や過去問で点数がアップすると成長を実感できますが、毎日できるものではありませんし、点数が下がることもあります。
そこで、オススメしたい達成ラインの項目が、勉強した「時間」「ページ数」です。これらは勉強すれば確実に積みあがります。設定したラインを毎日クリアして自分を認めてあげることで、上手にモチベーションを高めましょう。
やめてしまうきっかけを作らない
無理やり勉強して、次も頑張ろうと思えなくすること
勉強をする中で必ずと言っていいほど訪れるのが、「どうしてもやる気がでない日」です。
人間の体調や精神状態には浮き沈みはつきもの。こんな時にも「勉強しなければ」と考えてしまうと、その先に待ってるのは、「勉強への義務感でモチベーションが下がる」「気持ちが付いてこないので非効率な勉強になる」といった事態です。
これでは息切れを起こして、勉強をやめるきっかけになりかねません。どうしても勉強に気持ちが入らない時は、勉強はやめて気分転換をしたり休んだりしましょう。
「今日だけならOK」で勉強しない日を作らないのはやめる
仕事の関係で帰りが遅くなる日や、家族行事で忙しい日があります。
こんな日は、勉強の時間が取りづらいだけでなく、なかなか集中もできません。そこでオススメしたいのが、「今日だけは勉強しなくてOK」な日を決めること。
割り切って勉強は一休みして、翌日から気持ちを切り替えて勉強を再開すればOKです。
あえて周囲の人に影響されてモチベーションを保つ
周囲に宣言する
資格試験の勉強は自分との戦い。周りの言うことに耳を貸す必要はありません。
と、言いたいところですが、現実は「周囲の目」は気になるもの。
無視できないのであれば、この周囲の目を、逆に利用してしまいましょう。オススメのアクションは、「私は〇月にある〇○試験を受験します!」と宣言することです。宣言によって、周囲の応援が得られますし、自分自身の逃げ場がなくなります。勉強せざるを得ない状況に追い込むことで、継続が可能になります。
また、試験が近づくと仕事の振り具合を抑えるなど、配慮してくれる職場もあります。
プレッシャーは上がりますが、それ以外は良いことしかありません。ぜひ周囲に資格試験への挑戦を宣言しましょう。
勉強仲間を作る
資格の予備校に通わず市販の教材で勉強する、いわゆる「独学」は孤独です。学生時代の部活も、社会人での仕事も、「仲間がいるから頑張れる」面があります。独学での勉強は、結果が伴わない時期が必ずきます。心が折れそうになりますが、その時に仲間がいるとモチベーションが保てます。
では、どうすれば勉強仲間を作れるでしょうか?
ここでも、先ほどご紹介した「スタディング」が役立ちます。スタディングには「勉強仲間機能」があります。この機能は、「自分の学習記録をスタディングのSNSに共有できる」「他の人の勉強記録を閲覧できる」「受験生同士のコミュニケーションが取れる」といったものです。ぜひ、モチベーションを高めるために活用したいですね。
まとめ
いかがでしたか?
勉強が継続できず挫折してしまう人は、意志が弱いのではありません。
継続するためのテクニックを知らないだけです。この度ご紹介したテクニックは、難しいと思われがちな勉強の継続を、「仕組み」で解決する優れものです。
この記事をご覧になったあなたは、騙されたと思ってぜひ実行してください。
気付いた時には、目標の資格試験に合格しています。
また、より確実に合格を手にしたいという方には、「スタディング」などのEラーニング教材の利用がオススメです。便利なツールを使いこなし、資格試験の合格と自身の成長を手に入れましょう!