出題頻度も考慮に入れて、頻出分野に注力する

今回は、こちらの記事で紹介しました【中小企業診断士に短期間で合格するための学習法4つのポイント】の資格試験の重要ポイントを知り、学習するようにすること
について詳しくご説明をしていきたいと思います。

今回は【資格試験の重要ポイントを知り、学習するようにすること】の中の【出題頻度も考慮に入れて、頻出分野に注力する】についてご紹介してまいります。

最適な学習方法とは「効果 ÷ 時間」が最大化である学習法

中小企業診断士資格試験に限らず、短期間で効率よく学習するには
「どれだけの時間をかけて、どれくらいの点数を得られるようになるか」
を常に意識する必要があります。

1日勉強をして、試験でもう10点取れるようになるのと、もう1点取れるようになるのとでは、
学習の効率が全く違い、試験で獲得できる点数に大きな差が生まれてきます。

以下にその例をご紹介します。

たくさんの知識を得たけれど、試験にあまり出題されない分野だったら…

もしあなたが1週間かけてある分野のテキストを学習し、知識を100個得たとします。
ただ試験当日、会場で見た問題用紙に、1問も学習して得た知識を問う問題が出なければ、
1週間かけて得た知識は試験の点数を伸ばす効果が全くなかったということになります。
これではもったいない話ですね。実際に試験になる前に、ずっと試験に出ない分野の学習ばかりしていても、
試験で点数を伸ばす効果は全くありません。
この様にならないためにも学習の仕方はよく考えないといけません。
つまり試験に出題される分野を重点的に学習したほうがよいということになります。

学習の効果 = 学習時間の中で得られた知識の量 × 学習した知識が試験に出る確率

時間を割いて学習したその効果は、
学習の効果 = 学習時間の中で得られた知識の量 × 学習した知識が試験に出る確率
こちらの式で表せると思います。

この式の左辺が最大化することで試験で獲得できる点数を最も効率よく上昇させることができるのです。
つまり、試験で点数が伸びる学習法を意識するということが
意外と徹底できていなかったりもするものなのです。

この試験の「出題傾向を知る」ということが試験勉強の効率を上げることに繋がるということが
おわかりいただけたかと思います。

学習の効果 = 学習時間の中で得られた知識の量 × 学習した知識が試験に出る確率
学習時間の中で得られた知識の量についてはこちら(リンク)でご紹介させていただきましたが、
こちらの式を常に頭に入れて日々の学習に励むようにしましょう。

次回予告:【2次試験に照準を合わせる】

今回は試験の出題傾向を知るというテーマでご紹介いたしました。
次回は【中小企業診断士に短期間で合格するための学習法4つのポイント】
【出題頻度も考慮に入れて、頻出分野に注力する】の続き、
「2次試験に照準を合わせる」についてご紹介します。