こんにちは、資格取得エクスプレス編集部です。
今回は難関資格と言われる建築士資格試験の合格者が勉強に費やした時間と期間・費用とその結果の合格率、そして勉強期間中にどのような過ごし方をしていたのかをご紹介します。
実際の合格者の方の声をもとにご紹介しますので、今後建築士の資格を取得される予定の方はぜひ参考にしてください。
目次
アンケート回答者の属性(20~30歳代と未経験の方が中心)
まずは今回のアンケートの回答者のかたの属性(年齢と勉強開始までの経験値)をご紹介します。
40歳代~60歳代が多く、「該当の資格に直結した業務を主にしており、その上で資格を取得した」と回答された方が多くいらっしゃいます。
このユーザー属性以上の経験値がある方は今回の記事の内容より、もう少し難易度は下がるのかと思います。
約75%の合格者が勉強期間3年未満で合格。難しい資格ではあるが2,3回の受験で合格が狙える。
続いて学習を始めてから合格までの学習期間についてご紹介します。
下グラフの調査結果を見ると、2年未満での合格確率は五分五分で、75%の合格者の方が3年未満の学習期間で合格していたことがわかりました。3年、試験回数でいうと2,3回程度となります。
別調査)合格者の1日あたりの平均勉強時間は2~3時間。
こちらのデータは過去に実施した調査の結果になり回答者が異なりますが、合格者の1日あたりの勉強時間を調査したところ、1日あたり2~3時間の勉強をしていた方が多かったということがわかっています。
毎日2~3時間勉強しているというわけではなく休日にまとめて勉強される方もいるかと思いますが、それでもかなりの時間を学習に費やしていることがわかります。
学習方法はさまざま。費用は10万円以上と回答された方が最多。
1日あたりの学習時間と学習期間はわかりましたが、ではその時間を合格者のみなさんはどの様な学習に活用されているのでしょうか。
学習方法からの視点と学習にかかった費用の視点から見てみましょう。
学習方法についての調査(別調査)
学習方法についての調査結果は上記「学習方法についての調査(別調査)」のグラフ通りになります。(複数回答可)
参考書を買ったと答えた方が最も多かったのですが、その他はスクールに通ったかたが多いことがわかりました。このことから人に教えてもらう必要性を感じた人が多いようです。
最近ですとスマートフォンを活用し、オンラインでいつでもどこでも動画講義を受けられる教材もあり、忙しくてまとまった勉強時間が確保できないという方に支持され、利用者を増やしています。
学習費用についての調査
学習費用は上記「学習費用についての調査」の通りになります。10万円以上と回答された方がもっとも多いことがわかりました。
学習費用は10万円以上。資格の回収は可能?資格取得前後の年収の推移で分析。
建築士の学習にかかる費用は10万円以上と回答した人が最も多いことがわかりました。では建築士の資格を取得すると年収はどの程度になるのでしょうか。
建築士の合格前後の年収分布で比較してみました。
※あくまで前後比較になりますので建築士の資格取得が直接貢献したことを示すものではありません。また年収は企業や業界、働き方によっても変わりますので、金額はあくまで参考程度にご覧ください。
このグラフから見えることは年収500万円未満の層の割合が約15ポイント減少し、その分、年収500万円以上の人の割合が増加していることがわかります。
建築士の資格を取得した方の約50%は年収500万円以上になっていることがわかります。ちなみに国税庁の調査では平成30年年収が500万円以上の人は全体の30.9%となっているので、建築士の資格の金銭的魅力は大きいことがわかります※。(調査対象者内でのデータです。)
※https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/pdf/001.pdf
結論からすると例えば年間資格取得のための勉強に10万円以上かけたとしても、資格取得後500万円以上の年収がもらえるようになるとしたら、と考えるといかがでしょうか?もちろん、資格取得が直接の要因として年収が上がるとは限りませんが、建築士の資格をお持ちの方の年収が上記のグラフのようであること言うことは事実としてあります。
資格の活かし方は「独立」「フリーランス」「業務のスキルアップ」現職でも独立でも活かせている
上記のような年収を受け取っている建築士の方ですが、実際に資格をどの様に生かしているのかが気になります。調査では、
- 現在は現場監理者として業務に役立っている。
- 設計事務所を開設し管理建築士となっている。
- 実家を建て替えるのに役立った
- 建築物設計、建築確認申請業務や、監理業務、法規チェック相談建物全般に渡る相談など、実務に直結した仕事をしている。
といった声が聞かれました。「現在の業務上のスキルアップ」「独立」というものが多くなっています。建築士の資格は現職でスキルアップにも、独立にも使える資格として幅広く活用されているようです。
資格勉強期間はかなりのハードワーク。根気と覚悟が必要。
厳しい現実をお見せすることになりかもしれませんが、資格取得された方の勉強期間中の生活スタイルについてご紹介します。もっとも回答として多かったのは
資格学習の優先順位は高く、普段どおりの生活に少しの工夫を加えて日常の中で意識的に学習する時間を確保した。
でした。ただし、多くの方が、勉強のためにそれまでの生活リズムを変更し、勉強の時間を捻出したと回答されていることから、建築士の資格を取得されたみなさんはやはりかなりの努力をされたようです。
この記事を御覧の皆さんにはこういった生活を3年、続ける覚悟はありますでしょうか?
学習を効率化することで、資格勉強の負担を減らすことができる。【おすすめはスタディング】
最後に、効率のよい資格の勉強方法をご紹介して終わりたいと思います。
これまでお話してきたように、建築士の資格は、取得できれば大きなメリットもある反面、非常にたくさんの努力が求められることがわかりました。
復習すると勉強期間は大体3年、場合によっては睡眠時間を削って勉強し、
学習には10万円以上の費用をかけた人が多くいます。
これは体力的にも金銭的にも負担が大きいものです。
学習の効率化は建築士の資格を取る上で非常に大きな要因になります。特にお仕事をされながらの資格勉強は勉強時間の確保自体が難しく、最後まで継続して勉強できないというのが大きな問題になってきます。
そこでおすすめしたいのが「スタディング」です。
スタディングはオンライン特化の動画講座でスマホがあればいつでもどこでも学習ができます。
合格者の学習法の徹底した分析から合格に必要な要素だけを取り出し、講義に取り入れ最短で合格できるように設計されています。
動画講座も短い時間で構成されており、通勤時間やランチタイムなどのスキマ時間に講座をみて、付属の問題集でアウトプットを繰り返せる様になっています。
また、動画講座なので理解できるまで、何度も繰り返し学習することができます。
価格も講師の講義を受けられるのに、価格もリーズナブルで大変お得な学習法です。
資格勉強、特に建築士の資格勉強は学習期間も長く継続することが大変だったと言われますが、継続できるかどうか無料お試しもできるので、勉強方法にお悩みであれば、まずはスタディングの使い勝手を見て見るのがよいと思います。
下にリンクをはっておきますので建築士の資格取得にご興味のある方はぜひご覧ください。
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