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【一級建築士】実務経験2年で一発合格した私の受験体験談。これであなたも「製図」試験で合格点が取れるはず!?

初めて一級建築士受験を目指す方へ

 実務経験2年で一発合格した私の受験体験談を読んでみてください。あなたも「製図」試験で合格点が取れることが確信できるはずです。

 建築学科を卒業するとすぐに建築業界では皆が経験する一級建築士受験の難関が立ちはだかります。1級建築士の合格率は、学科試験で20%以下、製図試験で約40%、総合で10%前後と超難関の国家資格です。

 何年も受験し続けている人・途中で諦めた先輩達が多くいらっしゃると思います。特に「製図」試験でつまづき苦労されている方が多いことは昔から変わらぬ状況です。

かれこれ30年前になりますが、私も社会人として働く傍ら、建築士受験のプレッシャーをくぐり抜けてきた一人です。幸いにも入社3年目の初受験で一発合格しました。大学、会社では出来が悪かった私が一発合格をして周囲の人達は大変驚きました。

しかし私は「製図」試験直前にはすでに必ず合格すると確信しておりました。「製図」試験では終了30分前には試験室を出て一服するほどの余裕がありました。

では早速、私の一級建築士一発合格方法をお伝えしてきます。

準備・開始の3ポイント!「学科」「製図」同時に1年前から!

①勉強を始めるというより、仕事と受験勉強を両立できる習慣を作る。

1日・1週間のスケジュールを立て、集中出来る時間帯・場所・教材を決める。

②各学科・製図の勉強方法を決める。

講習通い・独学・オンライン学習の3択。
→見学する・過去問を解く・オンライン無料講座を試す。

③学習進捗・力の付き具合が常に確認出来る方法を作る。

 <重要>

  • ①②を同時に進める。
    →自分にあった方法が見つかる。
  • 「学科」と「製図」の学習方法は全く違うことに注意!
  • ここで決めたことは試験日まで守り抜く。
    →方法が間違っているかどうかではなく継続できるか出来ないかが重要
  • 決めた時間は集中。学習時間外は他のことに集中する。(寝ることも重要)
  • 「製図」にはまず法規の知識が不可欠であるため、「集団法規」は始めに学習する。
  • 「製図」学習は長い期間でのスケジュールを立てる。
  • 「製図」ドラフターを引く作業は出来るだけ決めた時間のみに控える
    →これは最も重要!

試験は時間制限内で描く作業。長時間かけて図面を描く習慣は厳禁!

〜私の試験勉強スタイル〜

「学科」

  1. 過去問題を数日間解いてみて、浅く広い知識が要求される試験であると感じ、講習に通う時間を節約し、ほぼ独学で勉強することに決定。
  2. 独学であるが通信教育を受けることに。定期的な提出で年間スケジュールがぶれず、自分の実力もその都度確認出来るため。
  3. 通勤時間が片道1時間半と長かったので始発電車に乗り、座席に座って学科教本を広げ毎日3時間学習。帰宅後はほとんど学習せず。曜日によって学科を振り分ける。

「製図」

  1. 勉強方法が全くわからなかったので毎週日曜日のみ製図講習へ通う。
    学習方法・習得進捗度は講習の中で全て考えてくれる。=安心して学習できる。
  2. 日曜日以外は「製図」から離れる。
  3. 製図に必要な「赤本」に目次をつけて常にドラフターの横に。

*実は赤本を手元に置き「製図」学習と「法規」学習を同時に行うことは成功の秘訣!

一級建築士「製図」試験は何が難しいのか?!それさえわかれば確実に合格できる!

「製図」が難しいと感じるのはなぜか?

勉強方法が根本的に違うから。
学科の問題は暗記・理解・計算の勉強
法規は+辞書(=赤本)の引き方の勉強

→製図はどんな方法がよいのかがわからない。

6時間30分の試験時間でも完璧に書けない理由

「検討し直し→書き直し」が時間の浪費となっている。
これが完成まで辿り着けない理由

時間内に「製図」を完璧に仕上げる3ステップ

ステップ1)図面を書くための知識の習得をいち早く終わらせる。

製図の試験は「書く」試験ではなく、「書くための知識」と「まとめる力」が問われる試験。
図面を書く作業のプロセスは決まっているので主観的な設計作業は不要。

ステップ2)まとめる力をつける

「スピートアップ=手戻りなし」の訓練まとめ力をつける

①与件の読み込み
→敷地形状・用途地域・必要空間面積
②ボリュームを作る
→建ぺい・容積・斜線・接道等の条件(立断面メモ・面積と容積計算メモ)
③ゾーニング
→ボリューム内で必要部屋面積・避難経路を確保
→ゾーニングメモ・部屋面積割付→②に戻り確認
④柱芯を書き、柱を立てる
→ここで初めて正規の線を書く

ここまでが一番難しいところです。
ゾーニング計画ができたと思ったら各面積がうまく取れない。面積をうまく取れたら通路幅が取れなくなったり。柱割を決めると後戻りができなくなる。つまり迷路にハマりやすい最難関なのです。

この難関をクリアする時間は何時間か時間を計り徐々にスピードアップできるよう足りない知識を法規勉強などにフィードバック学習をしましょう。
ここまで間違わなければあとは大きな手戻りは無いはずです。
ここまでを3時間でできれば試験時間内に間に合うようになってくるでしょう。
以下(5)〜(11)は各項目の知識があれば書ける、順番に考えていける項目です。

⑤間仕切りを書く
⑥外壁を書く
⑦扉・窓など建て具を書く
⑧階段・エレベータを書く
⑨設備・家具を書く
⑩外周り植栽・駐輪場などを書く
⑪文字・寸法を入れる

ステップ3)時間割を決める

ステップ①と②を繰り返していると各作業ごとにかかる時間が見えてきます。
その上で自分で11項目にそれぞれかける時間割を作りましょう。

例えば、「柱を書くまで3時間。外壁を書くのに20分。扉・窓を書くのに20分。」というように柱を書くまでの時間はまとめて2時間半〜3時間で決めるようにしましょう。

以上をまとめると大きく2つの学習方法に気づくはずです。

①〜④はお互い条件を複合的に組み合わせる作業

①〜④はお互い条件を複合的に組み合わせる作業になっていることに気がつくはずです。
①〜④まで書く手戻りなしで3時間以内(ベストは2時間半以内)で書ける訓練をしましょう。

⑤〜⑪は個々の知識によって書ける作業

⑤〜⑪は個々の知識によって書ける作業のため、各項目の描く時間配分を自分なりの時間割にしましょう。その時間が経過したら書かないほどの時間配分にするようなイメージです。

例えば、家具の数・植栽の数などは時間がきたらあっさり終わる。与件となる駐輪場などは寸法・数は必ず満たすなどです。

まとめ

試験前の学習

  • 作業フローを確立するための訓練が「製図」の勉強であると言える。
  • 必ず6時間30分の時間内で課題一つを書く学習を行う。
  • 時間配分を入れたフローシートを作り、フローどうりに書くことを実践する。
    作業後、足りない知識や減点となった部分の知識の習得を行えば日に日に合格点に近づいていく。
  • この繰り返しを20回ほど繰り返した時、すでに合格点の図面が描けているはず。

試験当日

  • 自分の時間割通りに試験を進める。
    周りがどんどん書き出しても、自分の時間割通りに。
  • 時間割どうりにもし書けない状況になってきたら3つを心がける
    *柱を立てるところまでは完璧に近づけるように時間を立て直す
    *法規に触れる部分は絶対厳守(斜線制限・2方向避難・避難通路など)
    *①から⑪までの優先順位は崩さない。

これで合格間違いなしです!
なぜなら、この学習方法は、私が一発合格した時の方法だからです。

自分を導く学習方法を見つける

各自、勉強環境や習慣が違いますし、スタート時点では知識や経験も差があります。
人と同じことをしても合格できるかはわかりません。人と同じということで安心する思考はなくしましょう。

一級建築士の勉強方法としては大きく

  • 通学・定期的な講習
  • 独学
  • オンライン学習

の3つがあるかと思います。

定期的な講習に通うのであれば、大手で実績のある「日建学院」「総合資格協会」など。

講習に通うのであれば、やはり長年の実績のあるところを選びましょう。

独学であれば過去問題を買い込み自分でスケジュール含め計画を立てる。

独学であれば過去問題を買い込み、自分でスケジュール含め計画を立てることになります。

オンライン学習 であれば「スタディング」

スタディングは、唯一私述べた学習法と同じ考えに基づく学習カリュキュラムを持つオンライン学習講座です!

コロナ禍で安心して学習するためにはオンライン学習が適していると思います。

最後に一言! 一級建築士は「大きな信頼」という武器になる

私は25歳で一級建築士に一発合格をしました。29歳には独立。設計・施工会社をゼロから創業。

20年かかりましたが孫請け会社が施主と直接契約する元請け会社となり年間数億の売り上げを上げる企業にまで成長できました。それは私の建築を志したときからの夢でありあこがれでした。

それを実現できたのも一級建築士の資格を若いうちに取得できたからです。超難関な試験であるがゆえに社会的に「大きな信頼」という武器となるのです。

たったの一年間、正しい方法による学習によって一級建築士を取得できるのです。
一人でも多くの方が一級建築士試験に合格し、建築業界で活躍されることを願っています。