司法試験・予備試験 合格者の声

予備試験合格

仕事の通勤時間とお昼休みはスマート問題集を繰り返し解いて知識の定着を測りました

予備試験を目指したのは、公務員の職務を通じて法律に興味をもち、基本7法についても体系的に学びたいと思ったのがきっかけです。
スタディング様の価格設定はリーズナブルで、私のように強い動機付けなく試験勉強を始めた者であっても、経済的ハードルが低く、費用対効果面でプラスになると考え、入門として活用させていただきました。

一通り動画を聴いたあとは足りない部分を市販の基本書通読で補い、仕事の通勤時間とお昼休みはスマート問題集を繰り返し解いて知識の定着を測りました。
勉強開始後数ヶ月で法学検定上級で上位合格できたことから自信を持ち、本格的に予備試験合格に向けて論文対策を始めました。

短答についてはスマート問題集を使って毎日欠かさず勉強し、直前期は過去問を紙印刷したものを一通り解くことで、はじめての受験にもかかわらず、本番でも200点を超えることができました。

もともと人文系の書籍をたくさん読んでいたので、基本書を読むことや法律を学ぶことは苦痛には感じませんでした。
新しいことを知ることが知的に愉しかったため、モチベーションがそこまで低下することはありませんでしたが、仕事が忙しいときは無理せずに、自分を追い込まないようにしていました。
フルタイム労働かつテレワーク等もほとんどない職場だったので、時間確保には苦慮しましたが、直前期には朝5時に起きて論文対策をするなど、時間を作って毎日少しでも勉強できるよう意識していました。
職場にも受験は内緒にしていたので、なるべく残業を増やさないように効率的に仕事していました。

他の予備校等は利用しておりませんでしたので、浮いた費用を市販の書籍(学者本)の購入に当てました。
よく受験生がこれ一冊で必要十分などと謳っていますが、私は各分野ごとに2〜3冊は通読するようにし、決め打ちはしておりませんでした。
市販の論証集や趣旨規範本は直前のまとめ用として用い、無理に暗記はしませんでした。
また、とにかく愚直に過去問を解くことを心がけ、論文問題については各年度1〜3回フルで起案していました。市販の演習書は読み物としてできる限り通読し、疑問点は必ず厚めの学者本で解決するようにしていました。
さらに予備試験対策段階のうちに本試験の過去問も軽く解いてみて採点実感を熟読していました。
添削を受けることについて、質や費用対効果の面から抵抗感があったため、採点実感を読んで自分の文章を推敲し、粗を潰しました。
直前は予備校の添削指導を受けるかも迷いましたが、邪魔になるだけだと思い、ついぞ受けませんでした。
これだけでも本番で論文270点を超えることができましたので、不安に駆られて予備校に課金する必要はないと思います。

口述も基本書を読むという方針はそのままで、毎日配偶者に試験官役をやってもらいました。また実体法対策として、判例講座の民法刑法刑訴法についてはいくつか見返して復習しました。
要件事実や細かい条文数までできるだけ正確に覚えましたが、本番では従前の傾向とは異なる問題が出たため、役に立ちませんでした。
結果は121点で踏みとどまりましたが、発表まで不安が止まりませんでした。

とにかくわからないことはそのままにしない、論証も納得がいくまで吟味して使う、暗記しただけのものを貼り付けない、といった点を強く意識して勉強したのが社会人短期一発合格の決め手になったと思います。

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公務員Aさん

司法試験・予備試験

2022年合格

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