2020年6月24日、中小企業診断協会は2020年度の中小企業診断士試験受験の際の新型コロナウィルス感染拡大防止のための注意事項について、発表しました。
場合によっては、受験を断られる場合もあるとのことで、勉強と併せて、注意事項も十分に理解するようにしておきましょう。
今回は、注意事項のポイントを整理しましたのでご紹介いたします。
公式ページのリンクもご用意しましたので、必ず公式ページをご本人がご確認するようにしてください。
目次
【注意事項①】受験の自粛
- 発熱、咳等の風邪症状のある方
- 基礎疾患等があり受験を憂慮する方
- 濃厚接触者の方、過去14日以内に政府から入国制限・入国後の観察期間を必要とされている国・地域等への渡航又は当該国・地域在住者と濃厚接触がある方
- 過去2週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をした方
- 過去2週間以内に同様の症状にある人との接触歴がある方
中小企業診断協会の公式ページにおいては上記に該当する方は受験を自粛するようにしてほしいとのアナウンスが出ております。
なお
- 上記理由により、免除科目を除く全ての科目の試験を受験しなかった方
- 企業及び組織から自宅待機等の指示並びにご家族の状況等から受験できない方
上記に該当するからは申請により受験手数料が返還されます。
申請手続は、中小企業診断士協会公式サイトにて7月下旬を目途に案内があるようです。
なお、受験の自粛を理由とした欠席者向けの再試験は行われないようです。
【注意事項②】科目合格者の免除期間の延長
注意事項①により
- 第1次試験の一部科目の免除の期間が令和2年12月31日までに終了される方
- 今年受験をされなかった方
上記該当者については「科目合格による当該試験科目の免除期間を延長」するとのことです。具体的な新しい免除期間については記載はありませんでした。
【注意事項④】当日の注意事項
当日の注意事項には、受験を断られる可能性がある、事項が書かれていますので、公式サイトでも十分に内容をご確認いただき、対応をお願いいたします。
・試験会場に向かう前、自宅等において検温の実施。
その際に、発熱、咳等の風邪症状のある方については、受験を自粛してください(上記1.参照)。
・会場にて、咳を繰り返す等の体調不良が見られた場合等には、受験の中止をお願いすることがあり得ます。
・当日、試験会場の入口において、全ての受験者について非接触型体温計による検温を実施します。
※37.5度以上の熱のある方は受験できません。
※検温に時間がかかる可能性があるため、時間に余裕をもって会場へ移動。
・試験会場で発熱、咳等の自覚症状が生じた場合は必ずその旨を試験監督員等へ申し出ること。
※その症状により、受験の中止・帰宅の指示がでる可能性もあります。
・試験会場では、感染予防のため、指示がない限りマスク(無地に限る)を必ず持参・着用。
※マスクの貸与はなし。試験中もマスクを必ず着用。
※マスクを着用していない場合は、受験することはできません。
※無地のマスクは必ず事前に用意しておく様にしましょう。
【注意事項⑦】受験会場の入退室時の、受験票の携帯
受験会場の入退室時には、必ず受験票を携帯して入退室してください。
受験票を携帯していない場合、再入室して受験することが断られることがあるそうです。
【その他注意事項】周囲との距離の確保・手洗いや体調管理の徹底など
その他の注意事項としては周囲との距離をしっかり取る、消毒用品の携行、食事のときの座り方、窓を開放しての受験になるため体温調整のしやすい服での受験などがあります。
【注意事項⑩】周囲との距離の確保・手洗いや体調管理の徹底など
感染防止対策の徹底に関して、
- 上記の事項が守れない場合
- 当日試験会場での試験監督員等の指示に従わない場合
などには、受験を断られる可能性があるとのことですのでご注意ください。
また感染防止の必要に応じて、氏名、緊急連絡先が保健所等の公的機関へ提供されることもあるとのことです。
注意事項は公式サイトでもしっかり確認・理解し、事前準備を整えましょう。
ここまで学習を継続され、大切な試験本番になりますので、
体調管理には十分気をつけ、存分に力を発揮していただければと思います。
なお注意事項に関しては、ご自身でも最新の情報を公式サイトから得るようにしてください。
ご検討をお祈りいたします。
中小企業診断士協会公式ページ:
https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html