【中小企業診断士】資格試験の「勉強をする時間ない」問題を解決する効率テクニックをご紹介。

はじめに

今回は、資格試験の「勉強をする時間ない」問題を解決する効率テクニックをご紹介していきます。資格試験の勉強をはじめたいけれど毎日の生活や仕事に追われ、時間がない。

こんな理由で勉強に踏み切れない人が多いと思います。中小企業診断士の勉強をはじめる前の私もそうでした。

しかし安心してください、この「時間がない」は解決できます。これからお伝えする3ステップのテクニックを実行すれば、どんなに「時間がない」と思っていても、試験の合格に十分な勉強時間を確保できます。

では早速ご紹介します。

必要勉強時間の相場と自身が確保できる時間を把握して、効率のよい時間の使い方を理解しよう

興味のある資格が見つかったら、まず最初に「合格までの道のり」を知ることから始めましょう。

自身の現在地から目標地(合格)までの距離を測ることで、合格までの道のりが把握できます。その結果、望ましい勉強スタイルを見出すことができます。

勉強時間の相場を知る

挑戦したい資格が決まったら、まずはその試験に合格するための標準的な勉強時間を調べましょう。

中小企業診断士の場合、勉強時間の目安としてよく言われるのは1,000時間。私はまず、検索エンジンを使って「中小企業診断士 勉強時間」で検索しました。その結果得たのは、800時間、1,000時間、1,300時間などのバラついた情報。体感では1,000時間が正解だった気がします。

勉強に使える時間を把握する

勉強時間の相場が分かった後にすること。それは、自身が試験までに確保できる勉強時間を把握することです。まずは、1日のうち勉強に使える概算の時間を、勤務日・休日それぞれに算出しましょう。次に、先ほど算出した1日の勉強時間と、現在から試験日までの残り期間を掛け合わせます。このステップで、試験までに確保できる勉強時間を把握できます。

無料で見られる学習戦略講座を受講し、活用する

勉強時間の相場、試験までの残り勉強時間が分かったら、次は「試験までの限られた時間をどのように配分するか」を決めましょう。

時間が十分にあれば、テキストからじっくり勉強することが可能です。しかし、勉強可能な時間が一般的な合格者よりも明らかに少ない場合は、じっくり勉強するヒマはありません。テキストは後回しにし、過去問や問題集などの実戦から入るなどの戦略が必要になります。

この学習戦略が非常に重要なのですが、初めて学習される方は何が重要なのか分かりません。スタディングでは学習戦略講座を無料で公開しています。スタディングに無料の会員登録をすると、この講座を閲覧できるので参考にしてみて下さい。

今ある時間の学習効率を高めるための環境を整えよう

勉強時間を確保することは大切ですが、時間と同じくらい重要なのが「学習効率を高める環境を整えることです。学習効率を高めるには「集中力」が必須。そして集中力を高めるために欠かせないポイントが、「場所」「時間帯」「コンディション」です。それぞれを具体的にご紹介します。

集中できる場所を探す

勉強で大切なのでは、「集中」すること。そして、集中を左右するのが「勉強場所」です。

集中できないと悩む人のほとんどは、場所選びの間違いが原因。勉強にオススメの場所は、「図書館」「カフェ」「資格学校等の自習室」です。

集中の条件は、静かで誘惑が少ないこと。また、「お金をかけて場所を使っている」という状況だと更に勉強に身が入ります。

これらの中から、自身に合う場所を見つけましょう。併せて、自宅の勉強場所も無駄なものを撤去し、環境を整えましょう。

早朝に勉強する

勉強の効果が圧倒的に高まる時間帯、それが早朝です。

早朝は脳の疲れが回復しており、意識せずとも高い集中力を発揮できます。
社会人の勉強時間は主に終業後。

しかし、この時間帯の勉強は非効率です。

なぜなら、人間の脳が集中力を発揮できるのは、「起床後15時間まで」だから。

朝6時に起床した場合、21時には人間の脳は酒酔い運転と同じ状態。仕事を終えて帰宅し、食事や入力を済まして「よし!勉強するぞ!」と気合を入れても集中力は上がりません。早朝に質の高い勉強をしましょう。

睡眠時間を確保する

勉強時間のためであっても、絶対に削ってはいけないのが睡眠時間。

睡眠には、「記憶を定着させる」「疲れた脳の機能を回復させる」「体力を回復させる」などの効果があります。

どれも勉強の質を高める重要な要素。勉強のために睡眠を削ると、効率は圧倒的に下がります。適切な睡眠時間には個人差がありますが、最低でも6時間は確保しましょう。

また、睡眠は「質」が大切。質を高めるためには、「20時以降の食事、カフェイン接種はしない」「寝る2時間前からはPCやスマホは見ない」「枕元にスマホを置かない」を徹底しましょう。

これらを実行し、睡眠の質を高めて、質の良い勉強を進めていきましょう。

勉強できる時間を生み出す

最後に、勉強できる「時間」を生み出すテクニックをご紹介します。

合格への道のりを把握し、勉強の質も高められたなら、あとは勉強時間を確保するのみ。そのための効果的なテクニックを具体的にご紹介します。

スマホを封印する

勉強時間を奪う危険が高いもの、それはスマホです。

スマホは勉強での疑問点をすぐに調べられて便利な反面、SNSやニュースなどに時間を取られがち。スマホに時間を奪われないよう、勉強中は封印しましょう。

具体的な対策は次の3つです。「勉強中は通知をオフにする」「調べものはGoogleで検索する」「ホーム画面にSNSやメールを配置しない」。これにより、集中力の途切れ、検索の際にニュースが気になる、SNSに時間を取られることを回避できます。

このような「仕組み」によって、時間の浪費を防ぎましょう。

毎朝同じ時間に起きる

勉強時間を確保するには、毎朝同じ時間に起きることが有効。夜の勉強時間は、予定通りにできないこともあります。残業や付き合いなど、急な用事が入りやすいためです。 一方、早朝の時間は、早起きするだけで確実に確保できます。具体的には、「いつもより1時間だけ早く起きる」ことがオススメです。最初は早起きがしんどいと思いますが、1週間もあれば身体が慣れてきます。勉強の質を高めるための睡眠時間も確保するため、早寝早起きを習慣づけましょう。

ちなみに私もそうでしたが、布団から出たくない、体を起こすのが辛い、という方も多いと思います。スタディングを使えば、横になったままでもスマホで手軽に学習できるので、とてもオススメです。

スキマ時間をフル活用する

最後は、最も試験の合否を左右する「スキマ時間」の活用です。

スキマ時間の代表例は、「通勤電車やバスの時間」「待ち合わせまでの空き時間」「休憩時間」など。これら1つ1つは10~20分の短い時間ですが、積み重なると膨大な時間になります。

例えば、通勤の片道30分×2、休憩の30分のスキマ時間を使えれば、1日90分の勉強時間を確保できます。仕事がひと月に21日だとすると、スキマ時間だけで月に約32時間、半年で約200時間もの時間を生み出せます。これを利用しない手はありませんよね。

ただ、このようなスキマ時間には、「分厚い本を持ち歩けない」「文字を書ける体勢でない」といった制約がつきもの。そこでオススメしたいのが、スマホで学べるeラーニング教材です。

eラーニング教材の中でも特にスキマ時間の活用に特化しているのが、「スタディング」です。ちょっとしたスキマ時間に見れるコンパクトな講義動画、手軽に使えるスマート問題集など、多彩な機能があります。

しかも通学タイプの資格予備校と比べて、費用が圧倒的に安いため、基本は独学の方がプラスαで使用するのも効果的です。短期間合格の必須アイテムといっても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
資格試験の勉強をはじめる時の「時間がない」は必ず通る道。

ですが、この対策は難しいことではありません。

①合格までの道のりを把握する
②勉強の質を高める
③勉強の時間を確保する。

この3ステップを実行していけば合格は目の前です。
そして、更に合格を近づけたい場合には、「スタディング」の利用がオススメです。
「時間がない」という悩みをサクッと解決し、資格試験の1発合格を目指しましょう!