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参考書を購入する人が圧倒的多数。費用負担が小さくしたい人が多いが学習初期段階の人は注意が必要
資格取得エクスプレスがFP資格を保有している人に行なったアンケート調査によると、
FPの資格を取得するにあたっては、72.1%の人が参考書を購入、30.6%の人が通学型資格講座を利用、28.8%がオンライン資格講座を利用したとの調査結果が出ました。
参考書の購入を選んだ人の理由としては「お金をかけずに自分のペースで学びたかった」「学習にあまりお金をかけるつもりがなかったので最低限の参考書や問題集で独学した」「合格のために、参考書が1冊あれば十分だと思った」などとにかく費用負担を抑えて自分のペースで学習をしようと考えた人が多いようです。
「参考書の購入」を選択し、よかった点について調査をしたところ、「お金がかからなかった」「自分のペースでできる」「好きな時間に学習ができる」「反復して勉強ができた」と言った狙った通りの効果を実感している人が多かったようです。逆によくなかったと感じた点について聞いたところ、「やる気がでない」「途中で挫けそうになったり、わからないところを確認できない」「自分のレベルの把握ができない」「やらなくていいところまで暗記してしまった」など、①モチベーション②自分の現在地や必要な学習ポイントの理解③わからないところのインプットのなさ の3点をあげている人が圧倒的に多くいました。
通学型資格講座を選んだ理由は学習の効果を優先したため。通学の移動、時間的拘束がネック
また通学型の資格講座を利用した人にその理由について調査をしたところ、「学習初期段階だったので、自学自習で取得できると思えなかったため」「ひとりだけだと身につきにくいため」「(わからないところを)質問できるから」「しっかりしたカリキュラムと講師だったため安心して受験ができそうだったため」など、やはり学習の効果を重視した人が多くいらっしゃいました。独学で合格を目指す人も多くいるかも知れませんが、初学者やしっかり指導をもらいたい人はやはり通学型の資格講座に通うのがいいでしょう。通学型資格講座を選んでよかった点としては資格取得のための最低限の基礎勉強を確実に受けることができた点。傾向が確実に理解できたこと」「集中力が増していっぱい覚えられる」「対面なのでわからないことがすぐに聞ける」と言ったこちらも狙った通りの効果を実感している人が多いようです。逆によくなかった点についても調査したところ、「通学の移動時間が負担」といった声があり、やはり通学には移動と時間的拘束があることがネックとなるようです。ただ、費用負担が大きかったといった声は見受けられず、効果に対しての費用としては満足度は高かったのかもしれません。
オンライン資格講座を選んだ理由は仕事との両立・時間的な自由度の高さ。モチベーション管理が課題
オンライン資格講座を選んだ人にその理由を調査したところ、「時間の有効活用のため」「仕事をしながらだったので通学は大変。学習時間を比較的自分に合わせたスケジュールにできたから」「通学時間が省かれて、負担が少ないと思ったから」「効率的に安上がりに資格取得できそうだったから」など仕事との両立のため時間的な自由度や移動などの無駄時間を生まないようにとの考えからオンラインの資格講座を選んだ方が多かったようです。
実際にオンライン資格講座を選んでよかったと感じた点としては「空いた時間も学習できた」「通学に時間を取られず、体力的に負担が少なかった」「PCスマホがあればどこでも学習できた点」「時間を有効に使えた」「安価で時間の成約がない」など、時間の有効活用がしっかりできたという声が多く聞かれました。逆によくなかった点として挙げられたのは「集中力がかけてしまう点」などモチベーション管理に関した声が聞かれました。
オンライン資格講座はスマートフォンなどのデバイスが進化し、オンラインでの受講がより容易になってきたことで受講者が増えてきている近年のトレンドの学習法です。
特にスタディングは通学やテキストの持ち運びをする必要がなく、
いつでもどこでも受講でき、価格もリーズナブルであるのが特徴です。
またモチベーション管理に関しても、独自のSNS機能でお互いに進捗状況を共有し合うこともできるため、勉強仲間と一緒に学習を進められるようになっています。
FP資格の取得については参考書だけで挑戦する人も多いようですがご自身の学習レベルや、仕事などの環境に合わせて、最適な学習方法を選ぶようにしてください。