宅建士 合格者の声

でも一歩踏み出してみたい・・・との気持ちでスタディングに申し込みました。

「宅建受けてみようかな!」
突然6月に思い立ったのは、新型コロナウィルスの影響からです。

先の見えないウィルスとの闘いが自営業の私にはとても不安な想いでした。
国からの給付金などは自己投資に使いたいと思い、「役に立つ 資格」などのキーワードでグーグル検索をし、行きついたのが宅建の資格でした。

はじめはそんな動機ですから、恥ずかしながら宅建が法律の資格だなんて想像すらしていませんでした。

宅建の資格の勉強方法はいろいろあります。
予備校に通う事がスタンダードのようですが、独学の方も多くいらっしゃいます。

そんな中で私がスタディングを選んだ理由は、完全独学で理解する自信もなければ、予備校に定期的に通う自信すらない。

でも一歩踏み出してみたい・・・との気持ちでスタディングに申し込みました。

それからは毎日1単元講義動画を見始めました。
説明は初学者にもとてもわかりやすいですし、自分の学習進度がパーセンテージで表されている点はとても励みになりました。

ただ、毎日新しい事を勉強していると必ず襲ってくるのが「忘れること」です。
新しい知識が頭に入ってくることで、古い記憶がどんどんとあやふやになってくるのです。

例えば、1週間前に全問正解ができた単元も1週間後には5~6割ほどで、「私って受験生で1番頭が悪いんじゃないか」「記憶力がなさすぎる・・・」と随分自己嫌悪に陥ったものです。
そこでもめげず、「とりあえず宅建業法は最後まで進めるぞ」と決意し、勉強を進めました。
1科目終わると心のめどができるかな、と思ったからです。

合格への第一歩は、まず「忘れる自分」を受け入れる事だと思います。
自分への期待が高すぎると、かえって挫折しまう恐れもあると気づきました。
忘れることは当たり前、大事なことは「思い出すきっかけづくりを工夫すること・めげずに何度も繰り返して覚えること・とにかく諦めないこと!」
そしてとにかく自分の事を些細な事でも褒めるように心がけました。

社会人になると、勉強する時間は愕然と落ち込みます。
サラリーマンの平均勉強時間は6分ほどだそうです。

資格試験は義務教育ではありません。
それでも資格試験を決意した事自体が、偉い!すごい!頑張ってる、私!と自分を励ました。

自分の1番の味方は自分自身なのです。

私は以前まで、何事も続かず、すぐに諦めてしまうタイプでした。
だからこそ自分が挫折せず、長続きする方法を模索しておりました。

その結論が前述の「自分を褒めまくる」なのですが、もう一つ大事にしていることは「必ず毎日勉強をすること」です。

1日休むと次の日もその次の日も「明日やろうかな・・・・」と自分に言い訳がしやすい状況になってしまうから。

私の習慣作りは、「無理のない勉強」から始まりました。
自分も含め、みなさんやる気に満ちていて、初日に頑張りすぎなのだと思います。
それはダイエットやほかの習慣にも言えることです。
初日に120%で頑張ると、それを継続することがつらくめんどくさい・・・となり結局やめてしまうケースが多いかと思います。

私は初日は「5分」だけ勉強しました。それを継続。
1日5分勉強することは難しくありません。
日常生活に勉強の項目が加えられたな、と感じ始めたころに、15分、30分、1時間・・・と徐々に増やしていきました。

話は脱線してしまいましたが、スタディングは便利で素晴らしいツールです。
ですが、スタディング受講=100%合格とは言えません。
スタディング受講×努力=合格 だと思っています。

スタディングを信じ、努力をする。
簡単なように聞こえるかもしれないですが、「努力を継続すること」
それは大変な茨道です。だからこそ努力に対する工夫をたくさん模索してほしいなと思います。

2020年6月の時点では宅建業者と宅地建物取引士の違いすら分からなかった私ですが、2020年12月の宅地建物取引士試験で無事合格することができました(自己採点43点)

勉強を始める前まで、2020年は人生最悪な年でしたが、今では人生で忘れる事のない、特別な年になったと思います。

早速、宅建試験の個別指導講師として働く事となりました。
去年の今頃は自分がまさか法律を人に教える事となるなんて考えてもいませんでした。

スタディング様に改めて感謝申し上げます。

合格者画像

saori yokotaさん

宅建士

2020年合格

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