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知的財産管理技能検定®とビジネス著作権検定®とはなにが違う?

知的財産管理技能検定®とビジネス著作権検定®は、ともに知財分野のエキスパート養成を目的とする資格です。その一方で、前者は国家資格で知的財産に関する業務課題に幅広く対応、後者は著作権分野に特化したスキルを養う民間資格という違いも見られます。今回は、両資格の特徴を比較しながらその違いについて見ていきます。

知的財産管理技能検定®とは?

知的財産管理技能検定®とは、著作権や発明、意匠、商標などの知的財産管理・活用を専門的に取り扱う技能を証明するための国家資格検定®です。国家検定制度である技能検定制度に基づき、厚生労働省監督の下、実施されます。

同検定の対象となる職種は、「知的財産管理」です。ビジネスにおいて企業・個人が創造した著作物、発明品、デザインなどの意匠は、第三者の手によって不当に侵害されないためにも、適切に保護されなければなりません。また、ビジネス資源として有効活用するには、プロジェクトの段階から緻密な開発戦略、マーケティング分析が不可欠であると同時に、手続き管理およびライセンス契約、模造品排除などのリスクマネジメント能力も求められます。知的財産管理技能検定®は、そんな知財スペシャリストを養成するための検定制度と言えるのです。

知的財産管理技能士とは?

知的財産管理技能検定®は、試験の難易度に応じて1級・2級・3級に区分されています。技能士として認定されるには、いずれも学科試験および実技試験に合格しなければなりません。

3級に合格すれば「3級知的財産管理技能士」を、2級に合格すれば「2級知的財産管理技能士」を付与され、それぞれ技能士と称して活動できるようになります。最上位の「1級知的財産管理技能士」は、選択作業別に「特許専門業務」「コンテンツ専門業務」「ブランド専門業務」に分かれ、それぞれ個別に1級技能士である称号が与えられます。

2017年12月現在、1級知的財産管理技能士は1,701名、2級知的財産管理技能士は30,421名、3級知的財産技能管理士は54,163名が認定を受け、それぞれの現場で活躍しています。

ビジネス著作権検定®とは?

ビジネス著作権検定®とは、知的財産権のうち、著作権に特化した専門知識を習得するための検定です。「著検」という名称でも知られています。主催団体の「サーティファイ著作権検定委員会」は、弁護士・弁理士・大学教員・ビジネス界の識者などの専門家によって構成されています。

海賊版の氾濫や、不正コピー、模造品の乱造など、著作権侵害の被害に悩まされる企業や作家は少なくありません。また、著作権に関する知識が足りないばかりに、知らず知らずのうちに他者の著作権侵害に及ぶという例も見られます。誰でもコンテンツを創出・発表できるデジタル社会の現代だからこそ、著作権分野における専門家の育成が急務であり、そのニーズの受け皿となり得るのが、ビジネス著作権検定®です。

3つのレベルに分かれる

ビジネス著作権検定®は、「BASIC」「初級」「上級」の3つの等級に区分されています。前者ふたつはビジネス著作権に関する基礎知識や基本的な実用スキルを問う内容。上級は基礎知識に加え、著作権利用に関する問題解決能力や、契約・司法制度・条約など、より幅広く、専門性の高い知識が求められるハードな試験です。

ちなみに、ビジネス著作権検定®上級を取得すると、知的財産管理技能検定®の1級(コンテンツ専門業務と特許専門業務)における学科試験、ならびに2級の受験資格等として利用できます。

初心者におすすめの資格はこれ!

知的財産管理のエキスパートを目指すうえで、最初に取るべき資格は以下のふたつ。初心者の方は、「知的財産管理技能検定®3級」またはビジネス著作権検定®の「初級」からチャレンジしましょう。

知的財産管理技能検定®3級

知的財産管理技能検定®3級は、知的財産の管理・運用において、業務上のさまざまな課題の発見・解決に役立つ知識を問う試験です。大企業の知的財産部門に所属する場合、上司指導の下、知財関連の課題解決というオーダーに応えられるだけの力量が求められます。

3級試験は、学科試験(マークシート方式)実技試験(記述式)それぞれ30問・45分で行われます。ともに70%以上の得点で合格となり、その水準に達すれば管理業務における3級知的財産技能士としての認定を受けるのです。

ビジネス著作権検定®「初級」

ビジネス著作権検定®「初級」は、著作権制度に関する初歩的知識を問う内容です。学歴・年齢に制限はなく、どなたでも受験できます。マークシート方式の筆記試験で、60分・30問という出題形式。65%以上の得点率で合格となります。公式ホームページによると、初級の学習時間の目安は15時間程です。

資格制度の特長を生かして、ダブルライセンスを

知的財産管理技能検定®は、知財すべての関連知識に精通したスペシャリスト、対してビジネス著作権検定®は著作権分野に特化した専門家というふうに色分けできるでしょう。ビジネス著作権検定®は、国家試験である知的財産管理技能検定®に向けた対策として活用されている面もあります。ビジネス著作権検定®上級を取得すれば、知的財産管理技能検定®1級・2級の受験資格として利用できるなど、優遇制度の利用も可能。メーカー企業の特許部門や、コンテンツ制作会社の法務部門での活動を見据え、ダブルライセンスも検討してみましょう。

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